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2010年9月 9日 (木曜日)

フェアプレープリーズ

交渉事は人によって、得手不得手がありますが、時々おかしな交渉をする人がいます。
例えば、従業員を辞めさせたい、でも、解雇できるほどの事情がない、という場合に、
従業員の将来のためにも、早期に進路変更したほうがよいと説明したり、退職金を上積みするといった交渉は、よいのですが、
長時間拘束して、事実上辞職届を書くことを強制したり、嫌がらせや罵倒により、従業員の勤務意欲を失わせるのはアウトです。
離婚や相続に際して、財産を分け合う場合、自分の相手に対する財産開示の要求はガンガンするものの、相手からの開示には絶対に応じない人もいます。
これもフェアプレーではなく、裁判所にも弁護士にも良い目では見られません。
普通に裁判してよい結果を得られるのであれば、普通にやればよいだけで、無理なことをする理由はありません。
無理筋事件において、交渉で粘る際に、きちんとルールに従ってフェアに戦える人と、なりふりかまわず自分の意見を押し通そうとする人とがおり、その間には大きな差があるように思います。
交渉を受けてたつ側としては、前者の人は「できる」と思う反面、後者の人とは距離を置こうと思ってしまいます。
長い人生、目先の1件の処理のために、多くの人の信頼を失うのは馬鹿らしいです。
裁判では負ける、でもこの内容で交渉しなければならない
そういう土壇場でいかにフェアなうまい交渉ができるかどうかは、その人の人間性や力量を如実に表しています。

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