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2010年4月 9日 (金曜日)

せこい商売はダメ!

この仕事をしていると、一見、理屈は立っていても、せこい商売は裁判におおかた負けていることがわかります。

よく、裁判をおこされてから、「先生、なんとかなりませんか?」と相談されるケースはありますが、大抵、遅きに失します。

裁判実務を知っていれば事前にアドバイスもできます。

それゆえ、自分の業界に精通した弁護士に顧問を依頼することは、一見損しているようで、トータルでは得しているとも言えるでしょう。

「せこい商売」とは、簡単に言えば、楽して儲けようとしていること。

騙し勧誘事業や、手数料目当ての先物取引の多くは、これに該当するでしょう。

身近な例でいえば、「飲み放題」を提唱しながら、注文してもなかなかお酒を持ってこない居酒屋も「せこい」業者に入れることができるでしょう。

表面的な宣伝が惹起するイメージと実際のサービスが違えば違うほど違法とされるリスクは深まります。

旧来のお店はそこそこ信用できる、と思ってはいけません。

そこそこ儲かっていたお店が不況の煽りを受けると、違法な営業にはしるリスクが高まるからです。

不況の時代ですが、だからといって、せこくかせぐのは社会に受け入れられません。

この状況を打開する志向はマイナス志向からは出ず、前向きなプラス志向から出るものだと思います。

すなわち、「何が儲かるのか」を考えると答えが出ず、安易な違法活動に走りがちで、「何が顧客を引きつけるのか」を理論的にも、実務的にも考える人が、新たな時代を切り開くものだと思います。

さて、商売の世界は1回限りです

1回事業を失敗すれば、復帰は困難であるという要素をしばしば忘れがちではないでしょうか。

事業を軌道に乗せることは、それなりの準備をしている人であれば可能でしょう。

問題はその軌道に乗った事業が下方転換した際、どうするかです。

ここで安易に違法に走れば将来はありません。

苦しい時だからこそ、安易に流れず、商売のベストを追求する姿勢が大事だと改めて感じました。

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