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2010年4月 3日 (土曜日)

最善の一手と思ったら

高校野球はどちらに転ぶかわからない緊迫した試合を興南高校が制し、優勝しました。

序盤のミスがなければ楽に勝てていた試合でしたが、最後は相手のミスなどで、帳尻があったかたちになりました。

この試合の中で、ふと感じたことがあります。

11回裏の日大三高の攻撃、先頭打者が出塁します。

これは日大三にとって最善手、興南にとって最悪手です。

しかし、結果的に犠打が2回続けて2塁封殺され、興南にとっては苦しい時間帯に労せずして(2塁封殺はファインプレーですが)2死を拾えました。

対して、日大三は、打撃の期待できる打者二人の機会を喪失してしまいました。

最善手だと思ったのが、実は悪い展開につながってしまったというのは、将棋ではよくありますが、野球でもあるものだと感心しました。

と、この2連続封殺が興南の最善手だと思いきや、1塁に残った選手が俊足のため、打者への送球に専念できないという結果もありました。

もし、この走者に盗塁されたり、牽制ミスがあったり、打者に集中できず打たれたりしていたら、またもや逆転の最善手だったでしょう。

結果的に、ここをしのいで、興南に流れが一気に傾き、勝敗が決しましたが、局面局面をみれば、どちらに転んでもおかしくない好ゲームでした。

選手の最終的な目的は勝つことでしょうから、個々の局面をあまり気にしすぎず、苦しい状況でもそれを逆転する一手を模索することが大事で、それを教育していくことが高校野球のひとつの目的ともいえるでしょう。

この大会をみて成長した選手が夏にまた素晴らしい試合を見せてくれることを期待します。

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