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2010年3月28日 (日曜日)

世間の目

弁護士生活6年目、刑事弁護活動にはずっとかかわってきていますが、この5年間でもいろいろな変化を感じます。

一番顕著な変化は、飲酒運転の厳罰化です。

飲酒運転で起訴されてしまった被告人は、そんな重大な処罰になるとは知らなかったと口ぐちに叫びます。

一度目は罰金で済むが、2度目は懲役実刑の可能性がかなりの確率であり、3度目はほぼ実刑になります。

おそらく、1度目の罰金刑が略式裁判でなされるため、一番、被告人に反省を促すタイミングで十分な指導がなされていないのではないかと思います。

飲酒運転については、あれほど重大事件が何件も起こった以上、この処分はやむをえないものです。

弁護士はもちろん、一般人でも、飲酒運転は絶対にしないようお互いに諭していく必要があるでしょう。

同じように、性犯罪も厳罰化が進んでいます。

まだまだ被害者保護の制度が十分とはいえませんが、性犯罪は一度起こると、回復しえない重大な被害が生じるおそれがあるため、全体的に厳罰化して、抑止を試みているようです。

まだまだありますが、この2件は、世間の目により、厳罰化しながら、十分に世間に認知されていないように思います。

今後、裁判員裁判で、さらに、旧来の判例体系から逸脱する裁判が出てくるでしょう。

そうした動きは的確に把握し、お互いに教え合う社会となって初めて法によって犯罪を抑止できる社会になると思います。

刑事事件が日の目を浴びる機会が増えてきた今こそ、その傾向が強まっていくことを期待します。

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