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2010年3月 3日 (水曜日)

鬼か仏か

消費者金融業者は、過払金請求について、鬼とか仏とかランク付けをしているとききます。
しかし、本当にランク付けしているのは、逆に貸金返還請求事件のほうではないかと思います。
分割支払の任意整理事件で、和解日までの経過利息は当然のこと、将来利息も金利18%で全て払わなければ決済がおりない
などとぬけぬけと言ってくる業者があります。
何のメリットもない和解に応じる理由がないのは明らかですが、このような提案をしてくる以上は、これを飲む弁護士がいるのでしょう。
弁護士は受けた仕事を放置できない、責任もって解決する義務がある
任意整理案件に時間を割いてられない
といった弁護士の弱みにつけこんだ策ですが、これにのっていてはどんどん仕事がやりにくくなるだけです。
現在の任意整理→実質的に交渉というべき交渉はない
という前提で考えると、このように安易に相手のいいなりになりがちなのかもしえれませんが、そこは、受けた事件は最後まで責任もって交渉しなければならないと思います。
そんなこんなで、支払側の任意整理で、相手の要望に応じる人=仏
応じない人=鬼
とランク付けされておるのではないかと思います。
消費者金融業者が総じて厳しい状況にあることは汲んであげるべきですが、だからといって、相手が提案した「限界」を何の裏づけもないままに安易に受けていてはいけません。
これからは、任意整理はある程度シビアな交渉を含むという前提で、依頼者にも説明し、時間を割いて事件処理すべきと思います。

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