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2010年2月 2日 (火曜日)

裁判官の増員を

午前10時のとある簡裁での事件に出かけたら、呼ばれたのはもう11時前でした。
午後には刑事裁判も20分遅れるなど、今日は時間との縁に乏しい1日でした。
とはいえ、裁判官の取り扱う事件の負担が大きくなっているのかと思います。
簡裁の期日が遅れるのは、同じ期日に大量の事件をさばくためです。
刑事裁判では、裁判員制度事件の負担増が、一般事件にのしかかってきているようです。
簡裁の裁判官と刑事の裁判官を増やしていかなければ、裁判所のキャパをこえた裁判制度になりかねないと危惧しました。
民事の裁判官はどうでしょうか?
過払訴訟の増加で負担が増えていますが、裁判官の人数も増えていますので、過払案件以外の案件数負担は減っているのではないかと予測しています。
過払訴訟については、これまでのように当事者間で話がつき、いつのまにか取り下げられる割合げ減り、判決作成の負担は増えていますが、これは争点が定型化しているので、一度書いてしまえば、以降の事件の判決起案にも流用できます。
簡裁と刑事事件の裁判官の負担が増えているのは、訴額の小さい事件でも訴訟が利用され、また、わかりやすい刑事裁判が実現しつつあることを示していると思います。
この傾向は、不幸中の幸いというか、少なくあるべき事件が増える中で、市民を意識した運用がなされつつあることを示しています。
事件はそう簡単に減りません。
ぜひ、裁判官を増員してより使いやすい裁判制度を構築してほしいと思います。

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