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2010年2月16日 (火曜日)

証人尋問はタイヘン

今日は朝から夕まで証人尋問でした。
先週火曜日は喉を壊していましたので、先週でなくてよかったとほっとしています。
尋問はこれまでにもかなりの数をこなしてきました。
刑事自白事件の被告人質問のように、ぶっつけ本番でも問題なくこなせるものもあれば、
前提事実を正確に認識できないまま尋問に入ってしまい、裁判所や相手代理人に何度も指摘された尋問もありました。
他の弁護士の尋問を見て、「うまい」と思えたり、退屈で眠くなったりしたこともありました。
尋問をうまくするコツはあるようでないような気がしますが、やっておいて損しないことはいくつかありそうです。
まず、依頼者と時間をとって十分に話し合うこと。
陳述書をどこまで詳細に書くかは事案ごとの戦略があるので、一概にはいえませんが、要件事実周辺ばかりではなく、背景事情を広く把握していると、反対尋問のネタも浮かびやすく、依頼者が変な証言をしてしまっても、再主尋問で訂正するポイントがすぐわかったりします。
次に、個々の証拠の位置づけを深く考察してみること。
客観的な書証がなければ反対尋問に迫力がありませんので、尋問はあくまで書証との対比です。
それをするためにも、書証を深く読み込んでおかなければ、尋問に使う機会を逸してしまう場合があります。
そんなこんなで、短い尋問でも準備は大変ですし、当日の体力的な負担もまた大変です。
まだまだ会心の尋問ができる確率の低い私ですが、これらのことを気をつけ、成功率をあげていきたいと思います。

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