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2010年1月29日 (金曜日)

個の責任、チームに責任

スポーツ選手の不祥事が誰にどのような影響を与えるかについては難しい問題があります。
選手1名の不祥事についてチームが責任を負うべきかどうか。
意見はわかれますが、これはチームの社会的意義、社会的責任によるでしょう。
社会的意義の小さいサークルのようなものであればチームとして責任を負う必要はないでしょうが、
プロスポーツでは社会的意義、社会的責任が大きく、連帯責任を負わざるをえない場面が増えるでしょう。
学生スポーツにおいては、スポーツが教育の一環としてある点から、教育的意義においてチームが連帯責任を負うかどうかで判断されるべきだと思います。
選手1名の不祥事について指導者が責任を負うべきか。
これについては「共犯」といえるかどうかで判断されるべきと思います。
といっても、刑法上の「共犯」と異にし、事件についての責任の一端があるか否かで判断されるべきでしょう。
事件を知りつつ黙認したのであれば責任を負いますし、指導者の通常の指導の行き届かないところでの事件であれば責任を負うべきではありません。
連帯責任といっても、民事上・刑事上の責任とは異なりますが、スポーツ界での責任は、事件当事者以外への影響も看過しえないことから一種の社会責任として、弾力的な判断が要求されると思います。
そして、これが社会的責任であることが浸透していけば、不祥事が少なくなっていくのではないかと期待しています。
する者も、見る者も楽しいスポーツ社会であってほしいと祈念します。

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