« 睡眠時間と、食事・飲酒のタイミング | トップページ | 依頼者か相手代理人か »

2009年10月26日 (月曜日)

刑事事件はなぜ満たされないか

刑事事件はもうからないと言われます。

被疑者弁護をすれば、1回2万円も日当が出るのになぜもうからないのか。

それは、「時間がかかるからです」

近場の警察署へ往復し、若干の待ち時間を経て30分面会したら、大体大体二時間程度かかります。

スムーズにいってこの時間です。

少し遠い警察署や、待ち時間の長いタイミングに遭うと3,4時間かかることもままあります。

接見日当が出ているからこそわりにはあっていますが、起訴後日当が出ない段階で、何度も呼び出されると、得られる費用÷かかった時間=タイムチャージは他の案件よりも著しく低くなっていきます。

かといって、呼び出しを受けているにも関わらず、接見しないという暴挙に出るわけにはありません。

被疑者・被告人は捜査機関に対して弱い立場にありますが、刑事弁護人はそうした人たちの手足として動かなければならない点も、刑事事件が敬遠される理由の1つでしょう。

しかし、被告人の権利は最大限に充足されるべきです。

どうすれば、被告人も弁護人も満たされるのか、簡単にできる改善策として、接見待ち時間を減らすことが挙げられるでしょう。

小さくとも町中にある警察署は面会室を増やすなどして、待ち時間なく接見しやすい体制を整えるべきでしょう。

夜10時11時まで接見が続くのは弁護人はともかく、被告人も警察も負担が多いです。

午後5時~9時までの間にすべての業務が終わる、そうした体制ができてこそ、被疑者国選が被疑者にも弁護人にも受け入れられる良い制度になると思います。

弁護士の都合と思われがちがもしれませんが、仕事しやすい社会の構築は豊かな社会の基本です。

被疑者・被告人が満足し、弁護人も仕事のやりやすい社会になるためには、もう一歩、行政に努力してもらわなければならないと思います。

|

« 睡眠時間と、食事・飲酒のタイミング | トップページ | 依頼者か相手代理人か »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 刑事事件はなぜ満たされないか:

« 睡眠時間と、食事・飲酒のタイミング | トップページ | 依頼者か相手代理人か »