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2009年9月 1日 (火曜日)

大物を育てる環境

九重親方の講演を聞いてきました。

苦難を乗り越え、大記録を作り上げた努力の人だけあり、非常にためになる良い講演でした。

ここでふと思ったのは、千代の富士以降、「強い」と思わせる日本人力士は貴ノ花くらいしかあらわれていないこと。

それが相撲人気の衰退につながっています。

日本のスポーツ界自体は、陸上・サッカー・野球・バレーボールと、着実に進歩していると思います。

その反面で相撲界は日本人力士のレベル低下。

プロ野球界でも、投手や野手のレベルがあがる反面で、日本人パワーヒッターは、ゴジラ松井以降、ほとんど生まれていません。

世界と戦うことがテーマだったここ数年のスポーツ界。

野球に象徴されるように、パワーや体格の差を、スピードと正確な技術でカバーして戦おうとする考え方が広まってきました。

打率2割、ホームラン率1割の長距離法よりも、打率3割で盗塁も守備もこなせる選手の方がどんどん評価をあげてきました。

その結果が、相撲のような力勝負のスポーツの人気衰退や、パワーヒッターの減少につながっているのではないかと思います。

世界と戦う方法論としてはおそらく最善策でしょう。

しかし、これでは、日本国内でスポーツが小さくまとまったものになり、スポンサーのつかない競技は衰退し、スター選手出現の機会をどんどん奪っている気がしてなりません。

こういう風潮があるからこそ、相撲のような単純な力勝負のスポーツに人気が回復してほしいと思います。

JC活動で展開しているわんぱく相撲大会は毎年一定の効果をあげています。

できれば、この事業も一助として、相撲や、純粋な力勝負のスポーツがもっともっと流行ってほしいと思います。

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