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2009年9月 3日 (木曜日)

日本人は3度の飯よりスポーツが好きか?

2016年五輪開催地が来月決定します。

立候補している東京は、施設や治安など、客観的な受け入れ要素でリードしながら、主観的な受け入れ要素で遅れています。

五輪の東京開催に反対する意見が20%以上あるというのは、結構異例な話だと思います。

スポーツ界が盛り上がるのは大賛成だが、そのために五輪を開催するのは財政面などでリスクがあるという意見が結構強いのでしょう。

スポーツは好きだけれども、金を出すのはほどほどに。

個人としても法人としてもそうした考えが強いため、企業頼みの体質がぬぐえない、そうした日本スポーツ界の構造がここにも表れています。

スポーツは文化で、人と企業が支えていくものだと思います。

人と企業がスポーツを好きに、これがなくては困る、という気持ちになれば、各自がそれぞれのできる範囲でスポーツの反映に力を尽くします。

それができないのは、スポーツが心から好きではなく、あってほしいが、必ずしも不可欠なものではない、という気持ちの人が多いのではないかと推測されます。

その結果、一部の企業に負担が集中し、限界をこえた際、当該スポーツ界自体の存亡にかかわる問題となります。

これは、エンターテインメントの種が豊富な日本ならではの事情もあるでしょうし、企業を動かす人間が本格的なスポーツを経験していない事情もあるでしょう。

勝利至上主義が先行し、お金のあるチームばかりが先走り、そうでないチームがしらけてしまう傾向もしばしばみられます。

そうではなく、純粋にスポーツを楽しむ気質を醸成していかなくてはならないと思います。

大人も子供も男性も女性も、勝敗より「やること」に重点を置いて純粋にスポーツを楽しめる環境を作っていかなければ、「プレーヤー」と「出資者」が早い段階から分離する社会では、真のスポーツ文化ははぐくめないと思います。

どのスポーツでもいい、できる限り多くの人が学校や地域で楽しくスポーツをできる環境作りを、少しずつでも各所で進めていく必要があるでしょう。

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