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2009年8月24日 (月曜日)

簡裁に学ぶ

簡易裁判所の事件を扱うと、第1回期日のあまりの多さにビックリします。

第1回期日なので、反論期日の予定を決めるだけ、と、油断していくと、事件があまりに多く、待ち時間の長さに予定を狂わされます。

しかも、時間が押しているのに、やたら丁寧な訴訟指揮をする裁判官がいたりして、もっと手際よくちゃっちゃっと処理してほしいと思うこともあります。

しかし、簡裁案件でも、本格的に争う事件では、午後遅い時間に期日が入りますが、この時間帯はかなり落ち着いています。

要は、新受件数が非常に多いため、第1回期日の案件は非常に混み合いますが、解決数も多いため、審理すべき案件については、しっかり審理できているのが実情なのでしょう。

時間がおしていても、丁寧な訴訟指揮をするのは、解決すべきタイミングを逃すと、それこそ裁判所の事件処理のキャパをこえることに備えているのではないかとも思います。

飲食業などでは、薄利多売型の商売が流行していますが、法曹は小さい案件をたくさんこなそうとしても、限界があることが非常によくわかります。

これを見て参考にすべきことは、話し合いをまとめるタイミングを逃さないことと、優秀な事務員に支えられて仕事ができているということです。

専門部のある地裁が総合法律事務所なら、簡裁は個人経営の町弁事務所のようなもの。

それぞれのよい部分をしっかりと吸収していくことが、若手法曹が成長していくために非常に大事だと思います。

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