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2009年8月 5日 (水曜日)

アスリートの進路

中学でスポーツで有名になると、あちこちの高校から特待生のオファーがあります。

金銭的優遇は、あまり豊かではない家庭には大きな優遇ですが、最近の傾向は、金銭的に豊かでない家庭でも、息子をプロスポーツ選手にしたい家庭でも、一流大学に進学可能な高校であることが進路決定の一番重要なポイントのようです。

いくらプロスポーツ選手の息子といえで、当然にプロスポーツ選手になれるかどうかは本人次第ですし、むしろ、高卒で即プロで活躍できる選手になることがどれだけ大変かは、親がよく知っています。

それゆえ、就職の保険つきで一流大学に進学させて、プロチームからのオファーを待つのが、親として当然の態度です。

他方で、金銭的に恵まれない家庭でも、目先の高校の学費で息子を売るのではなく、招待的に息子の才能を伸ばしてくれるところ、一流大学に推薦してくれて、悪くとも一流企業への就職を確保させること、を重視している傾向があるようです。

このような傾向を見ると、一流大学と太いパイプにある伝統校や進学校に人気が集まるのだと推測されます。

しかし反面において、外国人留学生の力で学校の名前を売ろうとする新興校に有力選手が集うスポーツもあります。

私が親であれば、大学進学実績のある高校に入れて、スポーツをしたければすればよい、ただし、挫折したら勉強して一流大学に入りなさい、と指導します。

外国人、ある意味で金の力で勝利を得ようとすることの空しさを伝えたいです。

しかし、現実問題として、全国大会での「結果」に着目して進路を決定する生徒が多いのも事実のようです。

全国大会で一定の結果を残せば、有名大学に推薦でいけるという保険が、このような傾向を生んでいるのでしょう。

そう考えると、高校スポーツ界を動かしているのは、有名大学の採用方針だともいえます。

それはそれで、自由競争の世界ですが、個人的には、このように打算的にスポーツをするのではなく、将来をしっかり考えながら、文武両道で頑張って欲しいと思います。

そういう意味でも、もうすぐ始まる高校野球では、進学校・文武両道の学校を応援したくなります。

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