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2009年8月17日 (月曜日)

電話でちょっと聞く

弁護士会の電話相談を担当しました。

困った人を助けるために、電話で気軽に相談に乗れる環境を整備することは大事だと思います。

しかし、電話相談をする人は、費用をけちっているのか、非常に早口で、すぐに結論を求め、こちらからの質問に十分に答えてくれない人もいます。

顧問先からの相談であれば、求めるものは「確実な答え」でそのためにしっかり前提情報と時間をくれるのでやりやすいです。

わからないことはすぐにはわからないと答え、調べる時間をもらい、できる限り早く、正確な答えを返す、という流れがもらえると、弁護士としても職務を全うできます。

しかし、前提情報も十分に教えてもらわないまま、完全回答を求められるのは、弁護士のキャパを越えている場合もあり、十分な前提事情も与えられないまま、結論の保証を求められても困ります。

こういう場合、少し前までは、聞かされた内容から標準的な事案を想定し、保証はできないことをことわって、「一般的にはこうですよ」と回答していました。

しかし、それでも聞く人は弁護士のお墨付きをもらったと思ってしまいます。

うざがられても、電話料金がかさんでも、しっかり必要な情報を教えてもらわない限り、弁護士としても責任をもった回答はできない

そういう態度も時には必要だと思います。

とはいえ、電話相談を邪険にする気は全くありません。

必要情報を教えてくれる限り、真摯に回答する、十分な情報を提供しないまま早急に結論だけを求める人は場合によって回答を断る、電話相談は対応を誤った際の責任が大きいがゆえに、対応方法には特に気をつけないといけないと思います。

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