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2009年8月31日 (月曜日)

安心できるシグナル

交通の教習でのクイズ

一番安心できる信号は何か?

答えは「赤」

確定的に、「動かない」という判断が正しく、答えを考える必要がないからです。

青や黄は、周囲の状況をふまえ、動くべきか止まるべきか判断が必要で、判断を誤るリスクがあるというのが理由です。

同じように、一番安心できる被告人の態度は何か?

答えは「否認」

書証を原則としてすべて不同意とし、被告人に不利な証拠や証言を弾劾していけばよく、対応を考える必要がないからです。

自白やプチ否認の場合、証拠を確認したうえで、事実を認めてよいか、証拠に同意してよいか判断を求められ、その判断を誤ると、責任追及されるリスクがあります。

何度かこのブログでも取り上げてきましたが、最近、判断に苦しむプチ否認案件が多く頭を悩ませることがあります。

共同起訴されている被告人の弁護人は、たいてい、簡単に事実も証拠も認めてしまいますが、私は、被告人が事実を完全に認めていない事件で、このような軽い対応をしてはいけないと思います。

1,2回期日が伸びると被告人も裁判所も検察官も嫌そうな顔をしますが、事実を無視して進める手続きに価値はないと思います。

ただその反面で、不必要に証拠を不同意とし、証人尋問の回数を増やしても意味がないので、できる限り証拠は同意する姿勢も大事です。

まさに、黄色信号の交差点の中で、加速してつきぬけるべきか、急ブレーキをかけるべきかの判断を求められているようです。

大変な仕事のわりに、否認事件のようなやりがいもなく、あまりやりたくない事件です。

しかし、微妙なタイミングで黄色信号に変わってしまうのは、運転している以上は避けられないこと。

この仕事についている以上、微妙な否認事件も、適切に処理できるよう1件1件しっかり考えながら対応したいと思います。

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2009年8月30日 (日曜日)

マーキングの意味

うちで飼っているメスのチワワは、当初こそ、外に出るのが嫌いで、散歩に連れて行っても座り込んで岩のように動きませんでした。

最近は、外にも慣れ、人間と同じくらいの速さで走り回ります。

犬ですので、外でいわゆるマーキングという生理活動をしますので、散歩に行く際は、処理用品が不可欠です。

マーキングは、一般には縄張り争いの意識のあらわれだと言われますが、うちの子に限ってはそうではないように思います。

家にいる間も、特にお気に入りの場所というところはなく、あいた場所や適当な場所でのんびりできればいいと考えるやさしい子。

外に出ても、必ずマークする電柱というものはなく、数日来ていない電柱をスルーしたり、においをかいでもスルーする電柱も多いです。

それよりも、電柱のにおいをかいだ後、何か考えた後、マーキングをすることが多いです。

このような姿を見て、私は、電柱のにおいからたくましいオス犬を想像し、「私もここに来たよ!」というメッセージを残しているのではないかと感じます。

犬の本能的な行動ですので、考えても仕方がありませんが、うちの犬には、人間社会のルールやしつけをやさしく教えながら、充実した人生をおくってほしいと思っています。

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2009年8月29日 (土曜日)

夏の終わり

ここ数日めっきり涼しくなりました。

窓をあけて寝ると朝方寒く感じるくらいです。

昼間も汗をかくほどの暑さはなくなりましたが、気温を見ると30度強あります。

5,6月に30度になると非常に暑くなると思いますので、33度でも暑いと感じないのは、暑さに慣れたことと、直射日光が少なくなったからではないかと思います。

ともあれ、8月ももう終わり、暑い中で海に行ったりビールを飲んだりするシーズンは終わりに近づいてきました。

秋が終われば、あわただしく年越しの準備をして忘年会のはしごをして、1年が終わります。

今年にやりたいことは、もうこの秋しかできない。

そう思い、この3か月を大事に過ごしていかなければならないと思います。

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2009年8月28日 (金曜日)

笑顔あふれるまちづくりをするには

JCで、「子どもの笑顔を増やすには何が必要か。そのためにどのような運動が必要か」ということについて議論しました。

面白いギャグをすれば笑顔がこぼれますが、それは瞬間的なものです。

ゲームをしたり、おいしいものを食べていたら笑顔が増えるか、そうではないでしょう。

ゲームでも食事でも、楽しい環境でなければ笑顔にはなりません。

逆に難しい勉強でも、みんなでたのしくできる環境があれば、笑顔あふれるでしょう。

必要なものは、なんでも楽しくできる環境だと思います。

そのためには、犯罪や様々なトラブルのない治安のよい都市にしていく必要がありますし、大人が目先の利益ではなく、自分の子ども、そして子どもたちが楽しく毎日を過ごせるよう、計画・実践・対話・修正を繰り返していくことが大事だと思います。

JC活動は偉い人が決めた運動を一緒にやることで社会貢献していますが、それだけでなく、日々の生活の中で、いろいろ考え対応していくことがあるのだと、気づかされました。

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2009年8月27日 (木曜日)

ホスピタリティをいかす人間関係

最近、ホスピタリティの重要性がよく言われます。

その解釈の仕方はいろいろありますが、私のような周囲皆多忙な環境の中では、

自分は忙しいけれど、相手も忙しい

だからこそ、相手が扱いやすいよう丁寧に仕事をしてまわそう

という解釈でしっくりきています。

今までの話と違うなら、どこが変わったのかわかりやすく明示する

読んでほしいページに付箋をはって本を渡す

タイトルだけで要件がわかるよう、本文だけでなくタイトルも書き方を考える

協調したい部分の字体や色をかえる

などを実行しています。

こうした態度は受ける側はうれしいですし、相手を思いやる気持ちをはぐくむこともでき、非常に良い心がけだと思います。

ただ、ホスピタリティあふれた社会にするためには、行動するよりも、これを受け取る側の人間が大事です。

せっかく親切に整理して渡された資料を無造作にバラバラにしてしまったり、

ホスピタリティの足りない行動を批判するような人間がいれば、行動する側も人間ですので、忙しい合間をぬって丁寧親切な活動はしにくくなるでしょう。

そういった心ない態度を目にした際、その人にホスピタリティを実践させるまではいかずとも、他人の親切をしっかり受け止めなさいと意識改革を求めていくことは非常に大事な活動です。

モンスターペアレンツに始まり、さまざまなモンスターが跋扈する社会ですが、そうした人が他人の親切を笑顔で受け止められるようになれば、良識ある人間によるホスピタリティあふれた活動で、社会は明るく豊かになっていくと思います。

裁判所は、法に違反する人間、道義に反した人間に非常に厳しい態度をとりますが、それは社会人として我々一人一人が、個人的な感情を抜きにして対応しなければならないことでしょう。

人が他人の親切を快く受け入れられ、人が他人に快く親切にできる社会になってほしいと思いますし、そのためにこれからも力を尽くしていければよいと思います。

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2009年8月26日 (水曜日)

筋肉バキバキのボディ

自転車のチューブを触ってみて、特に違和感がないとついついそのまま乗ってしまいます。

それがタイヤパンクの原因になり、費用対効果の悪いことは重々承知しながら、パンクするまで横着してしまいます。

今日は、この横着から脱却しようと、およそ半年ぶりにタイヤに空気をいれました。

特に違和感のないタイヤがガチガチの石のように固くなり、非常に自転車が乗りやすくなりました。

タイヤのパンクはまさに自転車の筋肉だと感じます。

無駄なくガチガチに鍛え上げられたタイヤは高い運動性能を発揮します。

それが少しでもブヨブヨ感が出てくると、どんどん性能が落ちていきます。

スポーツ選手の一流と二流の境目は、この目に見えぬ筋肉の純度だと言われます。

自転車にせよ、ほかの道具にせよ、その性能を発揮する筋肉的な部分はどこであるかを把握し、その部分を徹底的に究極まで仕上げることがよい運動性能をほこる道具を作るカギでしょう。

同様に、よい会社をつくるためには、その会社を動かすエリート社員を徹底して育て、余計な社員をリストラしていくことが理論上の最善策です。

人の社会では、合理的な筋肉育成プログラムはとれませんが、モノを使う際には、常に大事なところのメンテナンスを怠らず、よい性能を発揮できるよう気をつけて使う姿勢が大事で、ぜひ私も今後実践していきたいと思います。

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2009年8月25日 (火曜日)

保釈のタイミング

追起訴予定のある事件について、被告人から保釈申請があった場合、保釈してよいか

司法修習生の模範解答はノー

理由は、別件逮捕されれば、保釈金納付が無意味になってしまうからです。

実務では往々にして、追起訴予定の件について保釈希望が出されます。

こういう被告人は頻繁に弁護士を呼びだすので、弁護士としても早く保釈してあげたいのですが、安易に応じてはいけません。

時に、被告人は「警察官は追起訴しないと言った」「警察官が保釈された場合、きちんと任意捜査に応じていれば再逮捕しないといった」「取調はすべて終わった」といって保釈要望を出してきますが、仮に警察官がそういったとしても、上司の検察官らが、追加捜査や再逮捕、追起訴を指示すれば従わざるをえませんし、再逮捕される可能性が0とはいえないので、やはりこの段階で保釈申請を出すのは慎重であるべきです。

起訴状に追起訴ありと書かれていたら、予定は遅れても追起訴はある確率が高く、追起訴されるのであれば、再逮捕の可能性もあります。

そうした点を丁寧に説明して、じっくり判断してもらう必要があります。

しかし、これは保釈申請しないという結論を被告人に押しつけるものであってはなりません。

諸々のリスクを十分に説明したうえで、最終的な判断は本人にしてもらわなければなりません。

無理筋の否認事件以外では、あまり被告人と弁護人の方針は大きく違わないのが、刑事事件のよいところですが、保釈申請については、丁寧な説明と慎重な判断が求められ、思ったよりしんどい仕事だと感じることがあります。

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2009年8月24日 (月曜日)

簡裁に学ぶ

簡易裁判所の事件を扱うと、第1回期日のあまりの多さにビックリします。

第1回期日なので、反論期日の予定を決めるだけ、と、油断していくと、事件があまりに多く、待ち時間の長さに予定を狂わされます。

しかも、時間が押しているのに、やたら丁寧な訴訟指揮をする裁判官がいたりして、もっと手際よくちゃっちゃっと処理してほしいと思うこともあります。

しかし、簡裁案件でも、本格的に争う事件では、午後遅い時間に期日が入りますが、この時間帯はかなり落ち着いています。

要は、新受件数が非常に多いため、第1回期日の案件は非常に混み合いますが、解決数も多いため、審理すべき案件については、しっかり審理できているのが実情なのでしょう。

時間がおしていても、丁寧な訴訟指揮をするのは、解決すべきタイミングを逃すと、それこそ裁判所の事件処理のキャパをこえることに備えているのではないかとも思います。

飲食業などでは、薄利多売型の商売が流行していますが、法曹は小さい案件をたくさんこなそうとしても、限界があることが非常によくわかります。

これを見て参考にすべきことは、話し合いをまとめるタイミングを逃さないことと、優秀な事務員に支えられて仕事ができているということです。

専門部のある地裁が総合法律事務所なら、簡裁は個人経営の町弁事務所のようなもの。

それぞれのよい部分をしっかりと吸収していくことが、若手法曹が成長していくために非常に大事だと思います。

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2009年8月23日 (日曜日)

マイカー移動のススメ

今日は海遊館であるイベントに参加してきましたが、夏休み終盤ということもあり、海遊館が非常に混んでいたため、集合時間に遅れる人がいました。

高速道路が非常に混んでいたこと

駐車場がいっぱいで、少し離れた臨時駐車場からバスに乗る必要があったこと

など、いくつか想定外のアクシデントが発生したからでしょう。

電車派の私は、問題なく定刻に到着することができました。

駅から結構歩くというのならともかく、駅まで行けばあとは近い目的地になぜ電車賃以上の駐車料金や高速料金を払ってまで車で行くのか?私にはあまり理解できません。

マイカーよりも電車で行くメリットは、

費用が安い

時間が確実

事故責任の負担なし

迷う可能性なし

駐車スペースがないというリスクなし

と、多々あり、その裏返しがマイカー移動となります。

電車移動のデメリットは、ラッシュに巻き込まれたり、座れないリスクでしょうが、前者は車でも渋滞のリスクに置き換えられるので、あまり決定的な問題ではないように思います。

エコの観点から、マイカー通勤から電車通勤へのススメが説かれていますが、駅前にある施設への移動は、電車を利用、駅から遠い施設への移動は最寄の駅まで電車、あとはタクシーを使うのがベストでしょう。

エコの視点で、電車通勤を勧めることは大きな効果がありますが、それだけでなく、電車移動の実質的なメリットがもっと浸透すれば、電車利用がどんどん復活していくと思いますし、それに伴い、道路上の移動もスムーズになっていくと思い、今後に期待します。

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2009年8月22日 (土曜日)

弁論主義と代理人の法律構成

裁判所は当事者の主張していないことを勝手に認定・判断してはならない。

民事訴訟の基本原則です。

しかし、実務についてみると、少なくとも本人質問で出た事実は、主張上全くなものも、これまでの主張と矛盾するものも、当然に裁判の前提とされ、時に、そこから裁判所が、当事者の主張していない法律構成で判断するケースもあります。

裁判所の心証として勝たせたい当事者が、適切な法律構成を選択していない場合、当該当事者が勝てる法律構成の基礎事実が証拠上認定できれば、当該法律構成を採用してよいというルールがあるようです。

これはこれで、適正な判断のために必要なことではありますが、弁論準備手続までテキトーな主張を繰り返していた当事者が、本人質問でいきなり違うことを言い出し、形勢が逆転してしまうということがまかり通るようであれば、大変なことです。

もう1つ、当事者がある程度主張立証を尽くした段階で裁判官が、「ところでこの事件の争点はどういったところんいなってくるのでしょうか?」と聞いてくる事件もあります。

もっと早い段階で聞けよ、と言いたいところですが、それは、典型的な紛争類型に当たらない事件で、当事者としても事情を列挙するばかりで、法律構成を整理できていないからなのでしょう。

いずれの類型も、代理人が十分に法律構成を吟味できていないが、それで勝敗が決するのはおかしいので、裁判所がフォローしているというのが実情ではないでしょうか?

弁論主義は、代理人が十分に事件資料を検討し、最善の法律構成を行使することが前提となりますが、「よくわからん事件だから、あとは裁判官ヨロシク!」では、弁論主義を貫くと適正な事件解決ができない場合もあるようです。

本当に「よくわからん事件」を受任するのは、売れない弁護士か、修羅場を乗り越えてきたベテラン弁護士ばかりだと思いますが、ありがちなのは、典型的な紛争類型と微妙に違うのに、そこに気づかないことだと思います。

昨日の契約書チェックの点同様、仕事の一部を「ここはいつも通りのありきたりなところ」と、判断してしまわず、微妙な違いの存在にしっかり気づけるよう、日々丁寧に書類に目を通すよう気をつけていかなければならないと改めて思います。

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2009年8月21日 (金曜日)

バトル オブ フォームズ

契約書や合意書の内容を相手方とつめていく際、お互いに書面の文案を相手方に提案し、差を埋めていきます。

この提案をする際、一般的には、「どの部分をどう変えた」と変更点について箇条書きでもよいので説明を加えます。

これは誠意交渉する当事者間の暗黙のルールであり、相手方に対するホスピタリティであり、かつ、交渉を早くすすめる工夫でもあります。

非常に仕事がやりやすくなる心がけですが、だからといって、書面全体の見直しを怠ってはいけません。

ときどき、「大きな変更点はここです」といって文案を出してきたものの、他の部分で先方に有利な条項にこっそり書き換えられているケースもあるからです。

これを見落として合意してしまうと、「ちゃんと契約書に書いてあるから、それを見落としたお前が悪い」で通されてしまいます。

非常にせこいやり方ですが、これもバトル オブ フォームズの一例です。

契約書チェックは単純作業のようで、実は非常に繊細なものであることをしっかり認識して仕事に臨まなければいけないと改めて感じさせられます。

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2009年8月20日 (木曜日)

周りに影響する言葉

電車に乗ってると、とある政治家を激しく批判し、特定の政党を持ちあげる「独り言」をぶつぶつと話す人に出会いました。

そのせいで、今日はあまりすっきりしない一日になりました。

同じようなことを楽しげな笑い声や前向きな意思・情報に置き換えたとしてもいい気はしないでしょう。

それは、公共な場所とはいえ、他人に自分の空間を犯されたくないという意識があるからだと思います。

これが批判的意見なら不愉快に思わずにすむ要素が1つ減るので、多くの人が不愉快に感じてしまうのではないでしょうか?

いくら自分が腹がたっても、それが自分の空間であっても、愚痴愚痴いうのであれば、周りの人は不愉快に感じますし、そうであれば、公の場所でこのような話をすることは控えるべきです。

周りに配慮して、口に出すのをおさえられるか、思ったことは言わずにはすまないのか、人間としての器の大小を象徴していると思います。

私は、必要なこと以外はあまり口にしないことにしていますが、内心ではかなり毒説な考えを持っていますので、飲みの席やこのブログでついうっかり毒を吐かないよう気をつけたいと思います。

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2009年8月19日 (水曜日)

用事のない当番弁護?

当番弁護で接見に出かけると、「特に質問はない」という被告人にはしばしば会います。

お前が呼んだんちゃうんかいというツッコミをした気持ち

楽な仕事でラッキーという思い

逆に心配になる感じ

人によって、いろいろ違う感じ方があるでしょう。

私は、こういう被疑者と出会ったときの方がよく喋ります。

本当に何も用がないのに、弁護士を呼ぶという事実を簡単に受け入れてはならないと思うからです。

助けは求めたが、なんらかの理由で口にだせない

弁護士に聞きたいことがあったが、急に来たので思い出せない

警察署での生活が苦しいので、少しでも外の社会にいる人間と話をしたい

人によって、いろいろ違う事情があるでしょう。

こうした人である可能性がある以上、時間をとってしっかり話を聞いてあげ、事情を把握する必要が当番弁護士にはあると思います。

そのような活動に公の費用が出ることが果たして妥当なのかどうか、意見は分かれるところでしょうが、初回接見については、少なくとも、自分の考えうる範囲でその人を理解し、できることをするまで話す、それ以降は必要な行為のためには力を惜しまず働き、特にできることがなければ、いたずらに費用を発生させない。

そういった心がけで、刑事被疑事件にとりくむべきではないかと、このような人に出会うたびに思います。

その是非についても意見は分かれるでしょうが、やるべきことを積極的に探して精一杯活動するべき点には違いはなく、初回接見はその点でしんどいものの、やりがいのある仕事でもあるといえます。

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2009年8月18日 (火曜日)

買い物客が無機質になると

とあることからリサイクルショップを探すことになりました。

ネットで探すといくつかヒットしますが、実際に行ってみると店舗がない、というケースがありました。

出張買取の会社はいくつかヒットするものの、それをどこで売っているの?

という会社は意外に結構あるようです。

CDやDVDも今や、ネットで借りてポストへ返却する時代。

買い物は店頭に並んでいるものを見ながらあれこれ悩んで買うのが楽しいものだと思っていました。

しかし、物の個性に注目が行かず、「物の名前」と「価格」の2点で買うか買わないか判断する時代になり、その中では、中古品やレンタルDVDといった品質・内容が大事な商品ですらそうなりつつあるようです。

弁護士もネットで依頼し、人となりや実力は後回しになる時代もすでに来つつありますし、今後加速していくのかと思います。

こうした無機質な買い物が進行すると、消費者が何を重視し、そのニーズにこたえることが大事になってきます。

価格?

便利さ?

知名度?

内容?

どれかに特化してナンバーワンかつオンリーワンを提供するか、消費者に応じて弾力的に対応するか、いろいろ手法はありますが、買い手が無機質になる反面で、売り手はしっかり考え、状況に応じた判断がますます求められます。

いかに売るかに腐心するよりも、どの個性を伸ばすか、アピールするかが大事で、他業者の企業努力はいろいろ参考になります。

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2009年8月17日 (月曜日)

電話でちょっと聞く

弁護士会の電話相談を担当しました。

困った人を助けるために、電話で気軽に相談に乗れる環境を整備することは大事だと思います。

しかし、電話相談をする人は、費用をけちっているのか、非常に早口で、すぐに結論を求め、こちらからの質問に十分に答えてくれない人もいます。

顧問先からの相談であれば、求めるものは「確実な答え」でそのためにしっかり前提情報と時間をくれるのでやりやすいです。

わからないことはすぐにはわからないと答え、調べる時間をもらい、できる限り早く、正確な答えを返す、という流れがもらえると、弁護士としても職務を全うできます。

しかし、前提情報も十分に教えてもらわないまま、完全回答を求められるのは、弁護士のキャパを越えている場合もあり、十分な前提事情も与えられないまま、結論の保証を求められても困ります。

こういう場合、少し前までは、聞かされた内容から標準的な事案を想定し、保証はできないことをことわって、「一般的にはこうですよ」と回答していました。

しかし、それでも聞く人は弁護士のお墨付きをもらったと思ってしまいます。

うざがられても、電話料金がかさんでも、しっかり必要な情報を教えてもらわない限り、弁護士としても責任をもった回答はできない

そういう態度も時には必要だと思います。

とはいえ、電話相談を邪険にする気は全くありません。

必要情報を教えてくれる限り、真摯に回答する、十分な情報を提供しないまま早急に結論だけを求める人は場合によって回答を断る、電話相談は対応を誤った際の責任が大きいがゆえに、対応方法には特に気をつけないといけないと思います。

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2009年8月16日 (日曜日)

資金をまわすネタもまわる

商売の基本はいかに資金をまわし、不良在庫をためこまないかが大事です。

この点につき、画期的なアイディアで、理想的な商売モデルを作り上げたのが回転寿司です。

お盆の最後はそんな回転寿司のお店で、お手頃価格の寿司を楽しんできました。

私は回転寿司をファーストフードの一種と普段とらえがちで、昼間、少し遅い食事をとる際にガラガラの回転寿司屋に入ることがあります。

早く、安いことが大事なのだから、わざわざ長い時間待って食事をするまでもない、と考えがちでした。

しかし、順番待ちのある繁盛した夜の回転寿司屋は、どんどん新しいネタが出てくるから、非常に新鮮。

同じネタが何度も流れてくるというのも少なく、とてもお得な感じがしました。

回転寿司はネタをまわしてなんぼの商売、そのためには客がたくさんこなければならない、客がくればどんどんネタがまわる、そうするといいネタもどんどん出せるし、客も増える。

回転寿司ばかりは、ありきたりなチェーン店のほうが、名の知らない高級っぽい感じのするお店よりもはるかに信用でき、安心して食事ができます。

薄利多売型の商売は、経済理論的には非常に理にかなった方法で、これに「寿司」という高級感が加わるともう手がつけられない大型商売になることがよく実感できました。

消費者としては身近に安くていいネタのある回転寿司屋があるのはうれしいですし、日本の文化の発展の意味でも、もっともっと回転寿司産業には頑張ってほしいですし、伸びしろのある産業だと思います。

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2009年8月15日 (土曜日)

愛犬と一緒にフレンチ

この夏休みはどこにも行かなかったため、ちょっとリッチな食事に出かけました。

心斎橋にある「La Vigne」というお店。

このお店の最大の特徴はフレンチのお店なのに、個室で愛犬と一緒に食事ができること。

しかも、犬用のメニューもしっかり用意してくれる愛犬家には嬉しいお店です。

メニューはお得なコースと、アラカルトもあり、手頃な価格で食事を楽しむか、フォアグラやエスカルゴなどを堪能するか、どちらにも対応できます。

犬のメニューは、牛フィレのステーキとささみのカルパッチョと、温野菜のサラダ。

一番人気はやはりステーキらしいです。

さて、このお店が犬同伴可なのは、店長の方針もさながら、周辺の店舗の方の協力あってのこともあり、マナーの悪い犬や客が来て周辺店舗の協力が得られなくなると犬の入店が難しくなるようです。

今のところは、そのようなトラブルはなく、多くの愛犬家が食事を堪能しにきているようです。

私も、人が口をつける食器に犬が触れないよう気をつけながら、楽しい食事の一時を過ごすことができました。

ただ1点気になったのは、お店を開け放しているため、蚊が店に入ってきたことくらいでしょうか?

それも含め、海外では当たり前の風景が、日本では受け入れられていないことを象徴しています。

ニーズとしては非常に高いと思いますので、末永く繁盛してほしいと思います。

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2009年8月14日 (金曜日)

人がいなくなると

普段、通勤している道はいつもきれいなのですが、今日はたばこの吸い殻や花火のゴミが散らかっていました。

普段であれば、近所の人が掃除をしてくれているからきれいですが、お盆休みで人がいないからゴミが片付いていないのではないかと思います。

ゴミはこまめに片付けて行かないと、「自分もちょっとだけなら捨ててよいか」と思ってしまい、どんどんたまってしまいます。

お盆休みは人が少なくなり、通勤や移動・買い物がスムーズになりますが、やはり、人が少なくなり、普段何気なくしていることがされていないと、不安の感じます。

都心の店舗などには、いつもと変わらぬ人でにぎわっていますが、ここももし、人がすくなくなると一気にさびれてしまう可能性もあります。

少子化で日本人が少なくなっていく中、外国人就労者に頼らず、今の日本の生活、今の日本の文化を守れるよう、いかに人を確保するかは、今後大きな問題としてとりあげられるのではないかと思います。

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2009年8月13日 (木曜日)

わずかでもアウト!

被疑者国選事件で接見に出かけたら、接見シートなるものを警官に請求して書かなければいけなくなりました。

私は刑事弁護委員会のメールに目を通しているため、知っていましたが、警察官もよく把握していないこの制度、定着するまでしばらくの間は、混乱の原因となりそうです。

さて、このような誰も望まないシートの作成が要求されたのは、被疑者国選事件の報酬の不正請求があるのではないかとの疑いによるものであることは想像に難くありません。

接見に来ない国選弁護士に対しては、しばしば被告人から解任請求書が裁判所や弁護士会に送付されます。

接見に来ないから解任してくれと被告人からクレームをつけられている弁護士が、被疑者段階の接見皆勤で、満額請求しているような案件が何件かあるから、疑いをかけられたのではないかと個人的には推測します。

普通の弁護士であれば、目先の数万円の国選報酬を得るために詐欺行為まですることには抵抗を覚えるはずです。

その抵抗を感じないのは数万円を稼ぐのも苦しい売れない事務所か、数万円の価値をわからないずれた弁護士ではないかとも勝手に推測します。

ところで、自宅でこの記事を作成しているため、詳しい情報まではあげられませんが、2つの興味深い裁判例を紹介します。

・数百円の交通費を、現実には支出していないのに支出したとして会社に不正請求をした社員の解雇が正当と認められた事件

・数枚のお賽銭硬貨を持ちだした窃盗罪の被告人による可罰的違法性の欠如の主張が退けられ、有罪判決が言い渡された事件

前者は、たとえ数百円でも、会社に対して詐欺行為を働く人間を置いておけないという判断がなされ、後者は、たとえ数円でも、お賽銭を盗んだら窃盗罪で処罰に値すると判断がされた事件です。

結局、金額がわずかでも、犯罪を犯せば、他人の信頼は回復できないということ。

国選弁護の報酬の不正請求があるとしたら、これを機に速やかにやめてほしいと思いますし、他人の信頼により、成り立っている仕事であることをもいう一度考え直してほしいと思います。

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2009年8月12日 (水曜日)

弁護士業に対して思うこと

人数増加で危機感募る弁護士業界ですが、改善すべきは合格人数ではなく個々の弁護士の意識ではないかと思います。

私の率直な感想は、弁護士費用は高い。

だから、力のない弁護士のところにはお客が来ない。

そういう点もふまえ、私は、個人の依頼者に対する弁護士費用はかなり安くしています。

弁護士費用に関する基準はありますが、それは困った人間を相手にするぼったくりのないようにするストッパーの意味が大きいものでした。

単純な業務や事務員任せの仕事、ほとんど相談のない会社の顧問業務などに大金を出す人がいるか、その点をしっかり考えて費用設定することが大事ではないかと思います。

次に、仮に弁護士費用をおさえても、弁護士業界の仕事が割のいい仕事には違いありません。

それゆえ、月2,3件受任できれば悠々食べていけるはずです。

法律相談すらまわってこない東京で、顧問先もなく独立した人を除けば、生活に困ることはまだまだないはずです。

なのに、危機感が募るのは、費用削減に努めていないからではないでしょうか?

単純業務は事務員に丸投げ、移動はタクシー

そんなのは一部の売れっ子弁護士のみのはずです。

費用削減に努めれば支障はないのに、それをせずに苦しい苦しいというのは少し違うのではないでしょうか?

あとは、顧客獲得の努力をすべきこと。

新たなお客を積極的に獲得しようとせず、お客から近寄ってくる・近寄ったお客を捕まえる、そこに重点を置いている人が多いのではないかと思います。

2代目・3代目の社長が、普通にやっていて親と同じ立場にたどりつけると思っているのと同様の錯覚に陥っている人がいるのではないかと時々感じます。

弁護士資格をとったから、従前の弁護士のような暮らしができるのではなく、その中で努力をした人にお客は集中する、そうした競争社会の厳しさに早く気付かせてくれた点で、弁護士増員の意味はあると思いますし、将来安泰と思わず、不断の努力を講じないといけないとことあるごとに思うことです。

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2009年8月11日 (火曜日)

寒かったり暑かったり

通勤の際、真面目にスーツネクタイを着用する私は、職場につくとスーツの中がびしょびしょであることがままあり、これではいけないと思います。

クールビズは決して人間の甘えではなく、他人に接する環境を保つ大事な方針であると感じました。

そういうわけで、帰りにクールビズで帰ると、今度はうすら寒い。

朝は日が差すのに対し、帰りは日没後という違いがありますが、帰る際にも、スーツを着て帰ると汗だくになるが、クールビズで帰ると、うすら寒いのは、気候というのは本当に融通が利かないことの象徴だと思います。

寒暖の調整というのは簡単なようで本当に難しいものです。

話変わって、今日、新大阪から、新大阪発に地下鉄に乗ると「寒っ!」

数分おきにドアが開閉することを計算のうえ、冷房を入れると、ドアの開閉がなくなれば冷蔵庫状態になると気づかされました。

「寒い」と感じるまで冷房を入れるのはやりすぎだと思います。

しかし、この地球温暖化対策が声高に叫ばれる中、一日に何百本も走る列車や、広大な地下街では、利用者が暑く感じないよう、冷蔵庫にする勢いで冷房をかけていると思うと複雑です。

地球環境のためにも、個人の健康のためにも、快適な気温を保つ秘訣をしっかりと模索していかなければならないと最近、強く感じています。

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2009年8月10日 (月曜日)

ルールを作る意味

ルールは個人から世界まであらゆる社会の存在しえます。

ルールを作るのは、甘くなる自他に一定の歯止めをかけ、全体をよい方向に導いて行こうというもので、いわゆる悪法と呼ばれる独善的なものを除けば、存在価値のあるべきものです。

しかし、そのルールが守られなければ、心理的に負担をかけるばかりで、なにもよい流れを生み出しません。

「禁煙」という個人のルール1つであっても、「禁煙」というルールを作りながら、それを守らないのであれば、心理的に余計苦痛になるだけで、物理的な健康は何1つもたらしません。

そうしたことから、我々が指導できることは2つ。

法がある以上は守りなさい

守れない法律なら選挙を通じて変えなさい

ということです。

この法は悪法だから俺は守らん、という独善的な行動をとる人間こそが悪人ともいいえます。

読んでいて、解釈や存在価値に疑問のある法律やローカルルールも多々ありますが、それも含め、法としてある以上、ルールとしてある以上、選択肢はそれを守るか、それを変えるかです。

本当によく相談されることですが、私は法曹としてこの回答を広め、理解してもらうことに努めていきたいと思います。

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2009年8月 9日 (日曜日)

淀川に感謝をこめて

花火から一夜明け、ほぼ一睡もせず、清掃に行ってきました。

昨年は、猛暑の中、一面のゴミの海の清掃が大変でしたが、今年は甲子園も中止になる雨の中、清掃活動を行ってきました。

河川敷の清掃ですので、主として無料観覧者が残していったゴミを拾っていくのは当然なのですが、時に道路から投げ捨てられた家庭ゴミや、野球チームの選手や指導者らが捨てていった飲料容器やたばこの吸い殻、車の壊れたパーツ、犬の糞などの、花火大会以外で出されたゴミが発掘されます。

私は、今日は主として、このような過去のゴミの発掘作業に終始したわけですが、これは、花火大会の後片付けの意味を超えて、大きな仕事だと思いました。

「オバケのQ太郎」で、オバケサミットを開催した後、会場を皆できれいに立て替えるシーンがあります。

我々大阪市民、大阪JCは、淀川の河川敷を利用させてもらい、今年も多くの市民の心を豊かにする行事を行うことができました。

その感謝の気持ちをこめて、淀川を花火大会前よりもきれいにする

普段、目の行き届いていないところにある汚物を取り除いてきれいにして返す

非常に素晴らしい活動で、川の神様をきれいにして返した千尋級の活躍です。

そんな淀川への感謝の思いをこめて、雨の中、なんとか掃除をすることができました。

淀川さん、夏の思い出をありがとう。来年もよろしく!

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2009年8月 8日 (土曜日)

花火大会第1日

淀川花火大会は大盛況で終了しました。

各地の花火大会が、規模縮小や、中止に追い込まれている中、例年と変わらぬ、むしろ、例年以上の大会を開催できたのは、行政に頼らず、独自にスポンサーを地道に集めた結果であると思います。

そして、もう1つ収穫であったのは、有料観覧席のゴミが少なく、迅速にゴミ処理ができたことです。

これは、環境問題等に対する市民の認識の深まりを意味しますし、有料観覧席のお客は全般的に紳士淑女ばかりで、著しく尊大な人やマナー違反の人がいなかったことも今大会の大きな要素でした。

そういった意味で、今大会は、良識ある観客の方々のおかげで、ボランティアとしては比較的スムースに仕事を進めることができました。

有料観覧席以外の場所は例年通り散らかっているのだと予測されますので、明朝にもその片付けにでかけます。

事前に結果を予測し、その予測に従い行動する観点からは、予測よりもゆったりスケジュールを進めることができ、ありがたい大会でした。

願わくば、今大会のように、ゴミは各自持ち帰る。

持ち帰れないなら何らかのかたちで再利用を試みる。

そうした意識が今後も順調の伸びていくことを期待してやみません。

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2009年8月 7日 (金曜日)

放置自転車のない街

最近、よく放置自転車の撤去に来ます。

が、撤去後1時間もすれば元通り自転車が並んでいます。

放置自転車撤去活動の強化と、駐輪場の増加で路上の自転車を減らそうとする試みでしょうが、今のところあまり効果をあげていません。

自動車については、民間監視員の熱心な活動と、中心部の遊休地を積極的に駐車場として活用した結果、路上駐車の減少が目にみえてわかるほどの効果があがっています。

同じような活動をして、効果があがらない放置自転車問題。

それは、自転車利用者は、自転車の機動性と経済性に着目して利用している点への配慮が足りないからでしょう。

燃料代のかからない自転車を利用しているのに、駐輪代がかかるのはやってられん

目的地から駐輪場まで長く歩くのならなんで自転車で来たかわからない

こうした自転車利用者の根底にある意向をくみとらないと、放置自転車は減らないと思います。

要は、無料駐輪場を増やし、放置自転車規制を強化すること。

民間の駐車場のうち、一定以上の大きさを有するところは、その1区画を無料駐輪場として開放し、その費用は、行政が放置自転車のペナルティーから支払う

これくらいしないと、路上の自転車は消えず、町の美観を損ね、通行の邪魔になります。

放置自転車問題はまだまだ解決を見るのは先になりそうです。

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2009年8月 6日 (木曜日)

裁判員制度1号事件終了

裁判員制度はじめての事件は、検察側の主張をおおむね採用した内容となりました。

この裁判結果が、司法制度に与える影響はまだはかり知れませんが、こうした傾向が続くと、検察官が、極めて妥当な筋で起訴を行っていることが裏付けてくるでしょう。

報道を見る限り、訴訟活動は双方とも熱心になされたようで、まずは、裁判員が事件を理解し、意見を述べられる段階には乗せられたようです。

今後は、裁判員制度はおろか、公判前整理手続すら知らない弁護士が出てきたり、オウム真理教事件のように非常に証拠構造が複雑な否認事件でも対応可能かどうかが問題となってくると思います。

裁判員制度が生まれた契機は、「自分は妥当な判断ができる」と考えている法曹の鼻を明かす意見や問題意識を提示してほしい、という司法からのメッセージだととらえることもできます。

たくさんの裁判に触れている裁判官の方が一般市民よりも事実認定や量刑判断に優れていることはいうまでもありません。

しかし、判決内容の統一・公平の観点から、暗黙のうちに、このようなケースではこう判断すべきという内部ルールのようなものが裁判所の中にあることも否定できないことでしょう。

裁判員に求められるのは、Aの場合にはBと判断すべきという、裁判所内部の暗黙のルールを覆す意見を述べてもらうことで、特に裁判員に意見がなければ、裁判官が判例をもとに迅速に判決を書いたほうがよいです。

私もそのうち、裁判員制度案件を受けることになるかと思いますが、普通に裁判所に述べてもなかなか採用されない主張について、いかに、裁判員の説明し、理解を求め、賛同意見を述べてもらうか、そうした観点から丁寧な訴訟活動を心がけたいと思います。

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2009年8月 5日 (水曜日)

アスリートの進路

中学でスポーツで有名になると、あちこちの高校から特待生のオファーがあります。

金銭的優遇は、あまり豊かではない家庭には大きな優遇ですが、最近の傾向は、金銭的に豊かでない家庭でも、息子をプロスポーツ選手にしたい家庭でも、一流大学に進学可能な高校であることが進路決定の一番重要なポイントのようです。

いくらプロスポーツ選手の息子といえで、当然にプロスポーツ選手になれるかどうかは本人次第ですし、むしろ、高卒で即プロで活躍できる選手になることがどれだけ大変かは、親がよく知っています。

それゆえ、就職の保険つきで一流大学に進学させて、プロチームからのオファーを待つのが、親として当然の態度です。

他方で、金銭的に恵まれない家庭でも、目先の高校の学費で息子を売るのではなく、招待的に息子の才能を伸ばしてくれるところ、一流大学に推薦してくれて、悪くとも一流企業への就職を確保させること、を重視している傾向があるようです。

このような傾向を見ると、一流大学と太いパイプにある伝統校や進学校に人気が集まるのだと推測されます。

しかし反面において、外国人留学生の力で学校の名前を売ろうとする新興校に有力選手が集うスポーツもあります。

私が親であれば、大学進学実績のある高校に入れて、スポーツをしたければすればよい、ただし、挫折したら勉強して一流大学に入りなさい、と指導します。

外国人、ある意味で金の力で勝利を得ようとすることの空しさを伝えたいです。

しかし、現実問題として、全国大会での「結果」に着目して進路を決定する生徒が多いのも事実のようです。

全国大会で一定の結果を残せば、有名大学に推薦でいけるという保険が、このような傾向を生んでいるのでしょう。

そう考えると、高校スポーツ界を動かしているのは、有名大学の採用方針だともいえます。

それはそれで、自由競争の世界ですが、個人的には、このように打算的にスポーツをするのではなく、将来をしっかり考えながら、文武両道で頑張って欲しいと思います。

そういう意味でも、もうすぐ始まる高校野球では、進学校・文武両道の学校を応援したくなります。

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2009年8月 4日 (火曜日)

長続きさせるには

自動販売機では、最近、80円の商品が目立ちます。

コーヒー・サイダーとも、結構味も問題なく、時々購入します。

他方で、100円商品が一番売れるこの時代に一切自販機では割引をせず、120円を維持する商品もあります。

80円商品はお得感がありますので、自販機の売れ行きはよいかもしれませんが、安っぽい感じもありますので、贈答品や祭事には使いにくいです。

120円商品は、自販機では買いにくいですが、ブランドイメージをしっかり守り、長続きする商品となります。

清涼飲料水の多くは自販機とコンビニ・スーパーなどで売れますので、安いことは売れるための大きな武器ですが、やがて新商品を開発しなければならない点ではコストパフォーマンスはあまりよくないようです。

長続きするためには、「標準価格」でも安定して売れる商品に仕上げることが何より大事です。

昨今の弁護士増加に伴い、私も弁護士費用をかなり引き下げていますが、弁護士費用を引き下げなくとも、基準価格で、しっかり満足していただける良質のサービスを心がけ、仕事をしていかなければならないと、自販機を見ながら感じました。

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2009年8月 3日 (月曜日)

長続きするには

数ヶ月ぶりに昔通った道を歩くと、若干町並みが変わっていることがよくあります。

あまり印象にないお店がなくなり、新しいお店ができていることがほとんどです。

意外というか当たり前というか、有名チェーン店はなかなかなくなりません。

何がなくなったかよく思い出して、おぼろげながら思い出せるマイナーなお店が、これまたマイナーなお店に変わっていることが多いです。

私は、有名チェーン店よりも、知らない名前のお店の方が「隠れた名店」である期待感から入ることが多いですが、入ってみると、平凡で、それなら安いチェーン店でいいやと思ってしまいます。

有名チェーンのフランチャイジーとして、資金を出して指示されるがままお店を経営するのは、本当の独立ではありません。

それゆえ、自分独自のお店をたちあげるのでしょうが、圧倒的なノウハウとルートを持つ有名チェーン店に、価格または品質で勝つのはなかなか困難です。

独立するからには、有名店にも勝てる要素を何か1つでも持たなければ、「ここなら独立してもなんとかやっていけるだろう」というのは今の時代、甘いのでしょう。

どこの世界でも、好きな事をするだけでなく、それを一流レベルにまであげなければ通用しない大変な時代です。

裏を返せば、その道を究めたいと思えなければ、その道で生きていくのはあきらめた方がよい。

厳しい時代に産まれたものだと思うとともに、私も、何か特定の分野をそろそろ究めにかからないとまずいなと感じてきました。

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2009年8月 2日 (日曜日)

ドラクエの楽しみ

ドラクエ9クリアしました。

といっても、今ひとつクリアした実感が足りません。

いつもであれば、ベホマズンを覚えるレベル30代後半くらいにクリアしますが、今回はベホマすら覚えないレベル30そこそこの状態。

ラスボスこそそこそこ強かったですが、HP的にはDQ3以降最低でしょうし、それまでのボスは特に倒し方が難しかったり、回復の間に合わないボスなどもおらず、さくさく進みました。

謎解きも、行き先も迷うことなく、全体的にスムーズに進むゲームでした。

DQ3の時は、船を入手してどこに行こうか自由に梶をとるのが楽しく、行き先を指定されるゲームは「自由度が足りない」と批判されていましたが、今の時代、次に何をするか、ゲームの中で、きちんと指導されていないと、「不親切なゲームだ」と批判されるようで、時代の変化を感じます。

非常に多くの人がプレーしますので、クリア自体は簡単にして、やりこみ要素をたくさん用意したというのは、よい方針だと思うとともに、ゲームとして本末転倒な側面も感じます。

多くのお客を相手にするには、何が一番一般的なサービスであるかを考え、それに独自要素を積み重ねていくことが大事になります。

ドラクエは、小学生でもクリアできる比較的簡単なゲームでありつつ、大人のオールドユーザーにも楽しめるやりこみ要素を組み込んだゲームとして、開発されていくのだろうというのが、クリア直後の率直な感想です。

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2009年8月 1日 (土曜日)

花火を楽しむコツ

神戸の花火大会に行ってきました。

神戸は沿岸部にスペースがたくさんあるので、花火開始時刻に、現地に着いていればそこそこいい場所でゆっくり座ってみることができます。

(遅れていくと、移動にばかり時間をとられ、いい場所も確保できません)

早く行く必要もない、お金を払う必要もない、きちんと時間通りについていれば楽しむことができるというのは、花火大会の一般市民向けの目的を達成しており、よい発見でした。

ただ、帰りは、やはり混みます。

私は野球観戦の行った際は、「あと1球コール」が始まると席をたち、試合終了と同時に席をたつか、試合終了後も数十分間、六甲おろし歌って時間差で帰ります。

しかし、花火は最後が一番きれいですので、終わる前に帰ることはできません。

そうしたときに最初の皆が一斉に帰る流れに乗るのか、少し時間差で帰るのか悩みましたが、スムーズに動くには、前者がよいようです。

一緒に移動する人が多くても、前があいていれば、適当に分散しますが、一緒に動く人が少なくても、前がつまっていたら断続的に前進できるだけだからです。

花火はきれいですが、人が多すぎて移動が煩わしいものです。

それを少しでも楽しく見るには、時間通りに着く・終わったらすぐ帰る、を意識して計画的に移動するとよいと感じました。

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