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2009年7月29日 (水曜日)

刑事裁判をスラムダンク風に語る

被告人「おい、被害者。今日限り被害届はおろしてもらう」

被害者「おめーには弁償は無理だ。被告人」

被告人「俺じゃない。うちの親父が払う」

被害者「ほう」

被告人の父親「まいったな」

弁護人「被害弁償が直接できなくても、贖罪寄付という手段もあって・・」

被告人「イカスなそれ。 全額被害者にいくわけじゃないんだろうからまけてくれ・・3000円」

弁護人「3000円・・奴は大物になる・・」

スラムダンクを知らない人には何が何だかわからないと思いますが、このように、自分が犯した罪の重さを理解せず、当たり前のように親にしりぬぐいしてもらったり、わずかな財産でなんとかしろという被告人には、国選事件ではよく出会います。

国選事件はお金を持っていない被告人なので、被害弁償はもとより無理、という人もいますが、国選弁護事件で弁護人が何かできるとすれば被害弁償くらいなので、わずかな財産と今後の収入の中で、いかに被害者が満足する弁償ができるかを一生けん命考えます。

しかし、考えた結果いい案が出ても、肝心の被告人がこのような感じではうまく被害弁償はできません。

自分が犯した罪の重さに気づいてもらう

それを償うために何をすべきか考えてもらう

非常に難しいことで、わりに合わない仕事ですが、最近、このような仕事や和解を成立させる仕事のように、人を理解し、人を動かす仕事に興味を持ち、積極的に経験を積んでいきたいなと思うようになってきました。

これもJC効果でしょうか?

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