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2009年5月27日 (水曜日)

値段表示のないお店

売買契約や、請負契約は契約の要素たる「対価」が確定もしくはその算定方法の定めがなければ無効です。

ところが、メニューの少ない飲食店ではしばしば価格表示がないことがあります。

それでも、お会計の際きちんと明細を出し、納得してもらえば問題はないのですが、こういうお店ではとかく、あまり計算が得意とは思えないおじさんおばさんが暗算で出した金額を請求されるケースが圧倒的に多いです。

お店の人間はそれで納得しているのか知りませんが、これは絶対にいけません。

法律家として、契約が正式に成立していない点の指摘もありますが、それ以前に人間として

・あまりにお客に不親切である

・手計算及び明細不提示はお客に対して失礼である

・過剰請求・過小請求の危険性があるし、その疑いをかけられるおそれもある

要は、お客としては値段がわからなければ安心して注文できないし、納得した支払もできない、この1事だけで接客業として失格だと思います。

「自分がもうかればお客の気持ちなどどうでもいい」そういうお店なら、自分が二度と行かなければいいだけですが、食事でよいものを出すお店に対しては、将来にわたって繁栄してほしいと思うからこそ、価格明示を意識してほしいと願います。

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