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2009年5月26日 (火曜日)

複数の弁護士に相談する

弁護士会や市役所の法律相談では、ときどき、すでに他の弁護士に相談したうえで、さらに相談に来られる方がいます。

内容的なことをいえば、勝算の高い案件であれば最初に相談した弁護士に依頼しているでしょうから、セカンドオピニオンを求められる相談では、筋がよくない案件も多く、依頼を受けても十分な成果をあげる見通しがみえにくいため、受任をお断りするケースが多いです。

ただ、法律相談という限られた時間の中で、文献を調査することなく話す内容は、その弁護士の私見や感覚の割合が多く、ひょっとしたら見落としがあるかもしれないので、無料法律相談でセカンドオピニオンをもらっておく姿勢は悪くありません。

それよりも大事なことは費用の問題です。

同じ事件を依頼するにも、弁護士によって費用が異なりますが、一部の専門性の高い案件を除けば、誰に依頼しても結果は大差ない案件が多いです。

債務整理・過払案件などは、まさに、誰がやっても結論はほぼ同じですので、それならできる限り安い弁護士に依頼した方がよいのは当然です。

債務整理案件で再度の相談に来られた方の話を聞いていると、過払報酬が25%を超えていたり、着手金の支払をしなければ受任しなかったりする事務所が結構あるようです。

過払報酬は20%が標準値ですし、過払の見込まれる案件では着手金は後払い可とする事務所も最近では増えてきています。

何も知らずに高い事務所に依頼してしまうことを避け、リーズナブルな値段で標準的なリーガルサービスを受けるために、法律相談を利用して複数の弁護士に相談することは結構意味があると思います。

相談を受ける弁護士側から見れば、セカンドオピニオンを求められている場合には、通り一遍の説明で終わらず、何か見落としがないか探す。誰でもこなせる案件においては費用やサービスの点で何か依頼者にお得なことを心がける、ということが大事であるとわかります。

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