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2009年3月19日 (木曜日)

このむかつきをどうすりゃいいの?誰が僕を救ってくれるの?

「先生、これ慰謝料とれまっか」

「とれまへん」

「いや、まだ何も相談してへんわ」

という、漫才みたいなやりとりは決して意図的にやっているわけではありません。

人間のつきあいの中では、他人の言動にむかつくことは多々あります。

最近の相談では、むかついたんやけど、慰謝料いくら取れます?

という対応に苦慮するものがしばしばあります。

慰謝料は、不法行為に基づく損害賠償請求権で、文字通り「不法」な行為が前提とされます。

「不法」と万人が言えるのは犯罪行為や離婚原因を作ったことなど、明らかに「アカン」ことで、単にむかついただけでは慰謝料は請求できません。

というか、人をむかつかせたら慰謝料を払わなければならない、そんな拘束された社会には私は住みたくありません。

このように、簡単に慰謝料を口にする人は、他人のことを考えることが苦手な、未熟な人間だと私は認識し、相応の対応をします。

相応というのは、法律上慰謝料は請求できないことははっきり告げたうえで、同時に、それを告げただけでは解決にならないことも知っていますので、法律外の点でできる限りのアドバイスをします。

相談者としては、日本の法律の不合理を感じるかもしれませんが、人間社会の動きを考えればこれは当然の帰結だと思います。

苦労はしますが、少しでも相談者の納得のいくかたちで、うまく説明できるようになりたいと思います。

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