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2009年3月11日 (水曜日)

知らんかったじゃすまされない

WBCの規則を日本チームが誤解していたようです。

松坂投手は、今日練習試合で調整し、15日の登板に備える予定でしたが、登板間隔を置かなければならない規則を誤解したため、松坂投手は本日の試合に登板することができず、明日登板して、中2日で本番に臨むか、ぶっつけ本番に臨むか、調整予定が大きく狂うこととなりました。

練習試合なので、大事には至らなかったものの、担当者の責任は重いです。

登板間隔の規定が練習試合にも適用されることすら失念していたのか、基準時を間違えたのかは定かではありませんが、大事な規則である以上、解釈に少しでも疑義があれば、本部に確認すべきです。

我々の業界では、手続についてよくわからないことはしょっちゅう出てきます。

文献等を調査して、現実的な妥当性もふまえれば、おそらくこれが正解であろうという結論にたどりつくことができますが、確信を持てなければ裁判所に確認します。

裁判所としては非常に迷惑な話ですが、「調査したうえで、たぶんこれが正解」と思い、間違ったことをしてしまうと、下手をすれば懲戒事案になってしまいますが、その背景には「裁判所に聞けばわかるのに、なぜそれを怠ったのか」という判断があります。

今回のWBCの件も、聞けばすぐわかることを聞かなかった責任は免れません。

実務感覚が身についたと誤解しがちな我々くらいの世代の弁護士は、調査を手抜きし、自分の感覚で動いてしまいがちですので、しっかり気を引き締めて、謙虚に行動していきたいと思います。

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