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2009年2月 8日 (日曜日)

過大広告の結末

消費者金融業者相手の債務整理案件を受けるために、電車内でも非常に多くの広告がなされています。

しかし、1点疑問に思うのは、少し過大広告になっていないだろうか、ということ。

2年前であれば、消費者金融からの取立てに苦慮している人は、かなりの確率で過払金を返還請求できる状態にありました。

しかし、そういった長期間頑張って返済を続けてきた人が減ったのか、特定の事務所が独占しているのか知りませんが、最近では、一般の法律相談で、過払金を返還請求できる人の割合はかなり少なくなってきています。

反面で、2~3年の取引で、過払金は発生していないだろうと説明すると、「なんや、おたく、よ~過払取り返せへんのか」と毒づく人もときどきいます。

過払金を取り返せることを知らずにずっと苦しい目にあってきた人を救済することがまず第一ですが、宣伝広告のおかげで過払金返還請求の話はかなり認知されてきたと思います。

しかしながら、「頑張って返済していれば過払金がとれる」「弁護士や司法書士に依頼すれば、利息を踏み倒せる」といった、少し誤った考え方も広まっているように思います。

そういった甘い考え方をもってしまった人を甘やかすのではなく、つきはなすのでもなく、無理のない範囲で支払いを継続させるよう誘導することが、今後ますます大事になってきそうです。

債務整理案件は、過払バブルの終焉とともに、落ち着いたというか、本来のかたちにもどったというか、そんな感じがします。

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