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2009年2月19日 (木曜日)

いかに相手に自分の主張を伝えるか

私はブログでは、だらだらと同じことを繰り返し言葉を変えてかいていますが、裁判所や相手方に出す書面は簡潔明瞭を心がけています。

だらだらと事情をいっぱい書いても、事件の解決の必要な事情はその仲のごく一部にすぎず、頭のいい弁護士や裁判官はそこだけ走り読みします。

余計なことを書くとそこで揚げ足をとられたり、余計な紛争を引き起こすなどの弊害にも配慮しなければなりません。

また、一般人に出す文書では読みやすい文章にすることが大事ですし、長い文章は何より読むのが苦痛です。

そこで、要件事実とそれを裏付ける重要な間接事実に限定し、コンパクトに重要事項だけを理路整然とまとめるのがベストであると考えています。

しかし、結論を導くための計算式は、これで材料がそろうのですが、事件の概要や、重要な事情に至った経緯・合理性などを理解してもらうために、事件の解決には直結しないけれども、ある程度、周辺的事情を敷衍して書いていかねばならない場合もあり、この見極めに苦慮する場合がしばしばあります。

最初からたくさん事情を書く人もいますが、私は最初は簡潔明瞭な文書を出し、相手の理解度をうかがいながら、随時、事情を補充していく方式が良いと考え、この方式で落ち着いています。

結局は、他人に自分の主張をいかにわかりやすく伝えるかということ、答えのない難題ですが、日々試行錯誤しながら、磨いていきたいスキルです。

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