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2009年2月 9日 (月曜日)

骨折り損のくたびれもうけばかり

至極ありきたりな話です。

調停は、「ただの話し合い」であるため、奥が深いです。

自分としては、争点とそれに対する意見は整理できていても、調停委員は違う意見を有していたり、当事者は違うことを考えていたりして、なかなか話がまとまらないことはよくあります。

こうなると、調停時間はダラダラ間延びになっていき、スケジュールの詰まった弁護士には非常に辛い仕事となります。

話し合いが白熱すると「次の予定があるから・・」と、切り上げて帰るわけには行かず、調停は「いつ終わるかわからない」と考えておく必要があります。

そうすると、調停の後に別の裁判所での裁判や、打ち合わせが入っている場合には、時間に余裕があったとしても、その荷物は持って出ざるをえません。

重い荷物をもってえっさほいさと遠方の裁判所に出かけたときに限り、調停は早く終わり、骨折り損のくたびれもうけとなりがちです。

逆に、「今日は大丈夫だろう」と、たかをくくっているときに限り、調停が長引き、話の途中で退席し、事務員に記録を裁判所まで持ってきてもらう情けない弁護士になってしまいます。

年配の先生になると、調停をコントロールできる方もあるのでしょうが、私には不可能です。

それゆえ、調停の後には予定を入れないか、大量の荷物とともに動くがの2択をいつも迫られています。

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