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2008年10月 7日 (火曜日)

注文の多い法律事務所

注文の多い料理店ならず、注文の多い法律事務所の話題があります。

弁護士業界も格差拡大がすすみ、お客の偏在が問題となっています。

お客が多いからといって、事件処理がおざなりになるのは論外ですが、お客が多いと、どうしても、アポの時間に5分遅れたり、相談中にどうしてもとらなければならない重要な電話がかかってくることがあります。

それは、弁護士からみればやむをえない緊急措置ですが、一見のお客から見れば、「こんな弁護士に頼っていいのか」と思うのは至極当然のことで、反省すべき点でもあります。

お客によっては、「約束の時間に余裕を持って来るべきだ。自分はそれをしているのに、お前は何様だ」という方もいますので、そういった方々にも満足いただけるサービスを提供できてこそ、この業界の真の免許を得たといってよいと思います。

ところが、逆に、注文の多い弁護士でなければ嫌だという方もいます。

知人の紹介ではなく、不特定多数の人が頼りにしているかこそが、その弁護士の資質の最大のバロメーターであり、多くの人が頼りにしている弁護士にしか頼みたくない、という方もいます。

この選び方は非常に理にかなっていて、感心しました。

私の事務所は、大阪では注文の多い事務所だと思いますし、私自身の個人の顧客数においても、同期の中では、既に独立した人にひけをとらない注文の多い事務所だと思いますので、個々のお客に対して手抜きにならないように、精一杯力を尽くしていきたいと思います。

逆に、お客に対して注文の多い事務所もしばしばあると聞きます。

紹介者のある人しか受けない、あるいは、紹介者のいる人を優遇して、ない人の案件は後回し、証拠収集や反論骨子の作成を全て依頼者にさせて、弁護士は全く動かない、という事務所もしばしば聞きます。

このような事務所は依頼者にとって最悪だといえるでしょう。

お客の多い、信頼性の高い事務所と、暇だけど、個人的には信頼できる事務所と、どちらがよいかは、人それぞれですので、一概には優劣つけがたいですが、依頼者に対して注文の多い法律事務所は相当高度の確率ではずれだと思います。

そうならないよう、常に自分の言動がどう思われているか吟味しながら一つ一つの行動を慎重に行っていきたいと思います。

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