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2008年8月29日 (金曜日)

連絡されるのは嫌

法律相談を受けていると、次のような相談・受任要請がときどきあります。

・債務はあるが今は支払えない。そのうち支払うのでそれまで弁護士が窓口になってほしい

・金銭を要求されているわけではないが、ねちねち色々と言われているから、弁護士に窓口になってほしい

両方とも、弁護士として、頼まれても困る類型の事件ですが、要は相手方に連絡されるとうざったいから、そこから解放してくれというのでしょう。

弁護士が窓口に立てばすんなり解決する事案もありますし、ねちねち色々と言い続ければ、法律上成り立たない理屈でも、和解でいくらかの解決金をもらえる場合もあります。

これは、いかに、日本人は人がよく、ごねれば譲歩してもらえる社会であるかを示しています。

クレーマーなどはこういった人間性の社会の中で暗躍していると思うと、日本社会のマイナス面も少しかいま見ることができます。

もちろん、闇金事案など、必要があれば代理人として矢面に立ち、相手の不当な請求を排除しますが、冒頭のような段階では私は介入しません。

まだ個人間の対話の中で解決すべきレベルにあると考えるからです。

面倒臭いから弁護士に頼む、というのは、長くつきあう顧問先ならよいのですが、一見の相談者ではなかなか困難です。

今後、市役所などではこういった相談が増えるのかと思うと、この業界で仕事をとってくることの大切さがよくわかります。

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