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2008年6月 4日 (水曜日)

弁護士業界と独占禁止法

個人的に独占禁止法はパズルチックで興味深い法律ですが、現実の仕事の中で扱うことはあまりありません。

不当な取引など、独占禁止法に抵触する疑いのある事実は時折みかけますが、違法として何らかの措置をとることはあまりありません。

それは、独占禁止法という法律があまり周知されていないこととともに、独占行為に対する不満がそれほど大きくないからなのでしょう。

自由競争の中で、力のあるところ、営業力のある所に仕事が集まるのは、ある意味当然のことだとあきらめている節がある気がします。

我々の業界も、専門家のところにその種の案件が集中することは確かに多いですが、それは当然のことだと思われています。

しかし、今後仕事難が強まると、努力研鑽の末に事件や顧問先を手に入れた弁護士が、独占禁止法違反だ、などといわれかねない時代が来るのかもしれません。

独占禁止法も不正競争防止法も、要はマラソンで近道を通ったり、自転車を利用したり、するような「ズル」を取り締まる法律です。

正攻法で仕事を集める人が責められるいわれは全くありません。

不況や不満がうずまくと、格差の要因の裏には何か「ズル」があると深読みする人がでてきます。

そこをしっかりと見極めるためにも、独占禁止法は、仕事に役立たなくても勉強しておきたいですし、そのような姿勢が正攻法で仕事を集められるようになるための手段なのだと信じています。

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