相手次第で対応も変わる
土曜日のガンバーレッズ戦の波紋が続いています。
サポーター同志のいざこざがまず大きく、レッズサポーターに挑発行為を繰り返したガンバサポーターを、レッズサポーターがスタジアムに監禁した、というのが表の問題行為です。
確かに、先に仕掛けたガンバサポーターは問題ですし、人物を特定して処分を検討するというガンバの方針は間違いないことでしょう。
ただ、レッズサポーターは、普段から挑発されて然るべき悪態を各地でとり続けています。
さらに、いくら挑発されたとはいえ、それに対する反応は過剰かつ幼稚といわざるをえません。
イタリアのような危険なスタジアムにならないためにも、レッズサポーターは、応援態度を見直す必要があると思います。
ところで、このサポーターのいざこざにまぎれて、ガンバの選手が、試合後ピッチ上で円陣をくんだことも挑発行為だとして、謝罪していたのには納得がいきません。
勝ってうれしいのは当然ですし、それを表現するのは、どこの国でもどんな試合でもあることです。
それを見て不愉快だったからクレームをつけるというレッズの態度も疑問符のつくものです。
ガンバ側としても、こんなことで謝罪する気はそれほどなかったでしょうが、相手が浦和なため、下手な意地を張ってチームイメージを落とすよりも、潔く全て謝罪して、早く可決しようという意図があったのでしょう。
ただ、公式に「選手が軽率だった」としているため、決して選手は納得のいくことではなく、内部でフォローがなされていることと思います。
相手がやばいから、とりあえず謝る、というのは、日本人らしい発想で、計算上もお得な手段ですが、クレーマーあかりが得をし、正義とされる社会は好きではありません。
時と場合によっては、クレーマーをきっちり退治することが大事なこともあるでしょう。
私の仕事のうえでも、クレーマー相手では、きっちり計算して依頼者に不利益のない説明をしつつ、やるなら完膚無きまでにたたきのめす、ということをきっちり体現できるよう心がけていきたいものです。
レッズは、J開幕当初は好きなチームでしたが、最近は選手もサポーターも思い上がりが強くなり、どんどん私の中では印象が悪くなっていっています。
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