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2008年5月14日 (水曜日)

ひったくりは(窃盗+強盗)÷2

一言に窃盗と言っても、万引き・スリ・車上荒らし・ひったくり・侵入盗・体感機不正使用・キャッシュカード不正使用・・と無数に類型があります。

その多くは、初犯で被害弁償ができれば大事にはならないのですが、一つだけ飛び抜けて厳しい刑が課される類型があります。

ひったくりです。

私がひったくりの被疑者・被告人に説明するのは、

ひったくりは、被害者が抵抗したら強盗になっていたかもしれない、さらに、目の前でものすごいスピードでやるから被害者はとても怖い思いをするから、ほかの窃盗とは違うんだ

ひったくりはその行為類型が、窃盗よりも強盗に近いため、厳しい刑が科されるのだと説明します。

それならひったくりだけ、窃盗と強盗の中間構成要件にまとめればわかりやすいのに、とも考えてしまいます。

最も身近な犯罪「窃盗」は実は非常に広汎な概念で、その解釈も、事件処理もいろいろと難しいものがあります。

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