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2008年4月27日 (日曜日)

痴漢誤認は不運の災厄としか言いようがない

行列のできる法律相談所で、痴漢誤認された場合の対処で、「走って逃げる」という意見が半分を占めたのには笑いました。

右手で鞄、左手でつり革を握っていたのであれば、被害者が痴漢被害を受けていたとしても、その態様についての供述に齟齬が生じることが予想されるため、無罪主張はそう困難ではない気もします。

しかし、先日の痴漢でっちあげ事件では、全く事実無根の痴漢行為が、被害女性の自首までえん罪だとの断定ができなかったこともあり、身の潔白を明らかにすることの困難は相当なものです。

無罪推定の原則から、冤罪を疑われる人において、無罪の立証をしなければならないような構造はおかしいのですが、そうはいっても、現実に痴漢の嫌疑をかけられた場合、そこからどう逃れるかを考えなければなりません。

痴漢に限らず、どんな犯罪でも、「逮捕された」→「警察は相当の根拠をもって逮捕した」→「有罪なんだろう」という推認は働き、裁判でも無罪を獲得しても、逮捕されただけで、有罪を疑われ、無罪判決を受けても「どうせ、証拠の不備をつついたせこい無罪なんだろう」と思われるのは、はっきり言って異常です。

無罪でも痴漢を疑われただけで、友達や職を失いなけないとんでもない厄災であれば、一か八かで、走って逃げるのもありでしょう。

ただ、衆人環視のもとで、果たして逃げ切れる確率がいかほどのものかは疑問がありますので、私としては、やはり、堂々と無罪主張すべきとアドバイスしたいところです。

何はともあれ、痴漢に疑われることは、それ自体とんでもない不運としかいいようがありませんので、疑われないよう、電車内では手は上にあげておく(長身の私はいつも電車の屋根に手をついています)ことが、有効な事前策です。

それでも、股間や場合によってはその他の身体の部位が接触するだけで痴漢になるケースもありますので、万全とはいえないところが非常に怖い事件です。

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