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2008年4月25日 (金曜日)

手遅れになる前に

今日は当番弁護士の待機日。

当番弁護で足を運ぶと大抵は、親や知り合いに連絡をとってくれ、というだけの相談ばかりです。

こんなことに公費を投入して良いのか、と疑問に思うときがありますが、刑事事件は手続を間違えると大変なことになるため、早い段階で弁護士が適正手続の担保のために力を尽くすというのは良いことで、そういう相談を受けた際は、充実感があります。

このように、くだらない相談だなと思われることでも、事前の相談し、対策を講じて被害拡大をくいとめられれば、相談者にとっては最も費用対効果の良い結果となり、推奨されるべきです。

ところが、弁護士への相談は、まだまだ敷居が高いのか、なかなか早めの相談はできず、手遅れになってから相談に来るケースがあります。

例えば、遺留分を侵害する遺言書が出てきた際、遺留分減殺請求権を担保すうために、預金引き出しについて、遺言執行者に協力しないのは常套手段ですが、中途半端に本をよみかじって「預金は可分債権だから遺言執行者への協力の有無は関係ないか」と考えて実行してしまうと後で損してしまいます。

些細なことでも気軽に弁護士に相談できると、紛争が減り、過ごしやすい社会になっていくのだと思います。

そのためのネックとなっているのは、弁護士の態度と高額の着手金だと思います。

私は、5年後、依頼者に信頼されやすい弁護士となるために、最近できるだけ異業種の人とふれあうことにしていますし、着手金・顧問料の低額化(成功報酬の重視)に努めています。

弁護士増加に伴う顧客争奪戦に勝ち残るのも、いかに、早期に気軽に相談できるかがポイントになってくるのだと思います。

この方向性は、当面の前提としてこれからも努めていきたいと思います。

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