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2008年4月 4日 (金曜日)

籤運次第

沖縄尚学が2度目の優勝で幕を閉じた高校野球は、近年まれに見る籤運の妙が出た大会かもしれません。

初戦で大差で負けた高校は、丸子修学館、敦賀気比、横浜くらい。

このうち、丸子修学館は8回まで接戦ながら、レギュラー選手の相次ぐ負傷でリズムを崩しただけで、実力差で完敗したと評価すべきではありません。

優勝候補と呼ばれた横浜は点差の点でも、そのあと次々と対戦相手が破れ裏優勝に輝いた点でも、出場36校中最低評価を受けかねない結果でした。

それに比べて、上位回戦で大差のつく試合が非常に多く、1点差ゲームの多かった下位回戦のほうが面白かったという声も聞こえます。

勝ち上がるにつれ疲労をたまった・・という意見は正論ですが、そこまで試合内容に影響するほどの疲労が残るとすれば、体調管理面での不備があると推測されるべきです。

上位回戦で大差がついた試合が多かったのは、勝負どころで集中力を維持できない選手のメンタルの弱さと、籤運の妙にあったのだと分析します。

一発トーナメントでは、最強高校と準最強高校が初戦でぶつかることもありえますし、ベスト8レベルの高校同士がつぶしあうことなどは、よくあることです。

一昨年の夏は、春の優勝校横浜が初戦で敗退し、ハンカチ王子が優勝しましたが、ハンカチ王子は春の大会で横浜に大敗しており、組み合わせが違えばぜんぜん異なる展開になったと予測されます

実力差のない高校同士が早めにあたったため、力がありながら初戦で敗退してしまったチームが多かった反面で、あまりレベルの高くない山をかろうじて勝ち上がった高校が上位回戦で大敗する、というケースが多かったのではないかと思います。

地区1代表制をとる夏の大会で実力差があるのはともかく、推薦制の春の大会では、もう少し、実力差の小さい高校を選出するなり、シード制を導入するなりして、うまく戦力を均等に割る必要があるでしょう。

全体的に投高打低だった大会でしたが、夏は猛打で勝ち進む高校が現れ、大会が盛り上がることを期待します。

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