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2008年4月14日 (月曜日)

請求する者はつらいよ

債権回収は弁護士の大きな仕事の一つですが、逆に債権回収の邪魔をする仕事もあります。

闇金や架空請求事案では、「金欲しかったらまっとうな請求原因たててみぃ」と相手に逆ギレし、請求をやめさせます。

もちろん、まっとうな証拠を提示されれば依頼者に金を払ったほうが良いと指導しますが、多くの場合、弁護士が出てきた時点で戦意喪失し、罵倒するだけ罵倒して結局請求をやめてしまいます。

消費者金融との交渉は過払請求でいじめてばかりいるイメージもあるようですが、現実には適正な債権額を把握し、これを支払わせることも弁護士の大事な仕事です。

しかし、中には、返済能力はないが破産はしたくない、という人もいます。

そういう場合には、相手方の執行可能性の欠如をつついて、大阪人が得意な減額交渉を行うこともあります。

依頼者が会社の場合、負債超過が著しい場合、法的整理やむなしですが、軽微な場合は任意整理の交渉を行うこととなります。

この場合も、相手が容易に執行できない不備をつついて、減額や長期繰り延べの交渉を行うことが大事な仕事になります。

法を守らせる弁護士がなぜ法に反して請求を邪魔するのか、それは、違法請求の取締と、依頼者の最大幸福の追求が弁護士の仕事だからです。

闇金や架空請求の相手方と話をすると、お前は悪魔だとか、弁護士のくせに法を守らないクズだとか散々に罵られますがそれもまたこの仕事の大切な部分だと割り切り頑張っています。

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