« 知識型?応用型? | トップページ | 着手金は必要なのだろうか? »

2008年4月11日 (金曜日)

弁護士の目が光るとき

とある法律相談にて・・

依頼者「夫に離婚要求されてまして・・お金はないんですけど、弁護士の先生のお助け願いたくて・・」

弁護士「(法律扶助10万円也か)離婚するには理由が必要ですけど、相手は何が理由で離婚したいと言っているのですか?」

依頼者「私、結婚前から消費者金融でお金を借りていて、結婚後も返済を続けていると、お前は浪費癖があるから信用ならんと」

弁護士「その消費者金融の借り入れは今どうなっていますか?」

依頼者「もう、何年も前に、家族の助けも借りて全部返済しました。でも、夫はまだ隠しているだろうと私を疑っていて・・」

弁護士「(キラーン)それは有名な業者ですか」

依頼者「はい、テレビのCMのチワワがかわいくて始めて、そのほかもテレビで知った業者から借り入れました」

弁護士「その契約は、利息の払いすぎの可能性が高いので、私の方で調査してみましょう」

依頼者「あのぉ~、私、お金があまりないんですが、それにもお金がかかるんでしょうか?」

弁護士「いえいえ、調査だけなら無料で対応いたします。もし、お金を取り戻せた場合のみ報酬をいただきます、あ、離婚の着手金もとりあえずは結構です」

この弁護士の目が光った理由はそこそこ実務に熟練した弁護士にはわかるはずです。

完済後の消費者金融は確実に過払請求ができるにもかかわらず、依頼者が事件として問題提起しないため、気付きにくい点はあるのでしょう。

しかし、ここで過払い金を取り戻せると、弁護士費用の取りはぐれがなく、依頼者に対して0円受任が可能になります。

自分の利益のため、という側面はありますが、それよりも依頼者にローリスクハイリターンを提供するためにも、こういう何気ないところにお金になるものがないかどうか気を付けることは、もはや当然といえるでしょう。

依頼者の利益は巡り巡って自分の利益、自分に利益があがるためには依頼者にその5倍の利益を、サービス業界では決して忘れてはならない大前提です。

|

« 知識型?応用型? | トップページ | 着手金は必要なのだろうか? »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 弁護士の目が光るとき:

« 知識型?応用型? | トップページ | 着手金は必要なのだろうか? »