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2008年3月24日 (月曜日)

契約は無限大

契約書の作成・チェックは弁護士の大きな仕事の一つです。

徹底的に精査すれば、素人の作成した契約書には、何らかの問題点を抱えています。

それでも、「常識」をもとに対応すればほとんどの場合、大事にはいたらないのですが、契約当事者が敵対関係にたつとそうはいきませんので、そのような場合に無益な訴訟に至らないよう、しっかりチェックするのは非常に大切な仕事です。

契約の種類はたくさんありますが、そこそこ大きな事務所になれば、おおよそ一通りの契約書のひな形はありますので、一応のかたちにしあげるのはそう難しくありません。

しかし、問題はここから。

契約書には、当事者の様々な思惑が錯綜するため、イレギュラーな条項が盛り込まれたり、盛り込むよう相談されたりします。

そうすると、そこだけ訂正すればいいというわけではなく、法律的に矛盾がないよう全体を見直さなければなりません。

そこで、一つ訂正点がみつかるとまた全体を見直さなければならないと、きりがなくなる場合もあります。

そもそも人と人の契約なんてもともと無限にあって当然で、それをわずかな数の典型契約の枠にまとめようとするほうが無茶な話。

法が足りないところを頭をひねって補充していく作業なのですから大変で当然です。

ただ、顧問契約をしても、DDをするにも避けては通れない大きな仕事ですので、どんどん場数を踏んで、すらすらと採点できるような先生になりたいものです。

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