« 誰が損するか | トップページ | 油断大敵 »

2008年2月22日 (金曜日)

大きな仕事小さな仕事

知的財産や医療、会社案件など、難解で手間のかかる事件もあれば、任意整理や養育費分担請求事件のように単調な事件もあります。

また、過去に同じような案件をやったことがある案件は比較的平易になり、逆に初めて扱う事件は難解になります。

アソシエイトの間は、自分でとってこれないような難解な仕事を懸命にこなす中で成長していきますので、難有り有り難し状態なのですが、個人的には、簡単な案件をリズム良くたくさんこなしていくほうが好きです。

仕事が進むと気分ものってきますし、脳の血に巡りもよくなりますが、逆に一つの記録にかじりついていると、頭も回らず、ストレスもたまります。

簡単にこなせる小さな仕事は、幸いにも自分でとってこれる状態になりましたので、以前所属していた事務所を辞めるにあたり、独立も考えましたが、独立したら大きな仕事をする機会を喪失し、自分の成長にならないと思い、移籍を決意しました。

様々な人から、移籍の前後の違いを聞かれますが、とりあえずまあ、全くついていけないということはなく、自分のペースで仕事はできています。

大きな仕事はできる人が少ないため、弁護士の人数が増えても、競争はそれに比例するほどまでには激化しません。

小さな仕事はほぼ全ての弁護士ができるため、これから大変な競争社会になります。

一日中同じ記録にかじりついている生活はあまり好きではありませんが、膨大な記録をてきぱきと読んで整理できる力も、お客をたくさん集めてくる力もない私は、双方をきちんと高めてバランスの良い弁護士になれねばならないと思います。

本当に日々の仕事に感謝しつつ、金曜の夜はゆっくり酒におぼれます。

|

« 誰が損するか | トップページ | 油断大敵 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 大きな仕事小さな仕事:

« 誰が損するか | トップページ | 油断大敵 »