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2008年2月16日 (土曜日)

査定は面倒くさくてもいろいろ出してみる

ちょっとした機会があり、弁護士以外の人数名と飲みにいってきました。

一様に言われたことは弁護士は、想像していた人間像と違うということ。

それはいい意味でのことですが、だからこそ言っておきたいことがあります。

大阪市長を務める同業者さまもテレビで言っておられたことですが、弁護士に頼む際は、複数の人と相談し、査定をきっちりと出してもらい、自分が一番いいと思った弁護士に頼むのが良いということです。

一度弁護士に相談した以上、断るのは気がひける、とか、複数の弁護士と相談しては、相談料がかさむとかいう問題はありますが、一つの事件を協働して解決していくには、人間同志の強調性が必要ですし、依頼する側にとっての最大の関心事である弁護士費用は、弁護士によって全然違います。

私は、任意整理や交通事故などでは、初期費用は一切とらない方針をとっていますが、相談を受けていると、「困っていたけど相談した弁護士が要求した費用が払えないからほったらかしにしていた」という言葉を良く聞きます。

弁護士は皆こんな金額を要求するのなら、とても依頼できない、と思ってしまったのですが、金銭面に問題があるのならば、そこを解決してくれる弁護士は必ずいるので、最初に相談した弁護士の言い分が全てだとは思わず、ネットや口コミで弁護士をしっかり探すべきだと思います。

基本的には自分とウマの合う弁護士を探せばいいのですが、一つだけ気をつけた方が良いことがあります。

私も、相談を受けていて、依頼されなかったケースがこれがほとんどなのですが、相談した弁護士に、これは勝訴は難しいから和解を考えた方が良いというアドバイスを受けたので、他に自分の言い分を肯定してくれる弁護士を探す依頼者がいます。

弁護士は勝てる事案を負けるとは言いません。

全力で勝てる見込みを探し、自分で事件を受任して儲けたいと思っています。

勝つ見込みが低い事件は、予めそう告知しておかないと後々のトラブルのもとになりますし、これを勝てるとして受任することは一種の詐欺行為です。

それゆえ、一人でも負ける可能性があると判断した弁護士がいれば、敗訴の可能性を考えたうえで、弁護士の指導に素直に従った方が良い結果になりがちです。

しかし、逆はよくあることで、あまり収入のない弁護士が、勝訴の見込みのない事件を、あるといって受任するケースは多いです。

依頼者の側から見れば、自分が負けると判断した弁護士はダメ、勝てると判断した弁護士がいい、ということなのかもしれませんが、負けると判断した弁護士の方が親身に事件を調査し、勝てると言った弁護士は何も検討せず、金儲けしたいと考えている可能性があります。

多くの弁護士がいる中で、自分が良いと思える弁護士を選ぶことが大事ですし、そのためにも弁護士はもっともっと情報発信していかねばらなないと思います。

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