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2007年11月14日 (水曜日)

仕事しろ~

正業に就いて安定した収入を得るのが人の基本的な姿ですが、様々なかたちでイレギュラーな業務に就く人が増えています。
それで楽しい生活をおくれるならそれでいいとも思いますが、各種報道を見ていると様々なかたちで問題が残っているようです。
主婦が家事の合間にするのはパートで、スーパーなど昼間に営業する商店で需要が大きいです。
しかし、配偶者控除を意識してか、もっと働けるのに、103万円以上の収入を得ようとせず、せっかくある労働力が機能していないとの指摘があります。
配偶者控除の制度自体は適正な課税のためのすばらしいものなのですが、このように思わぬところで、労働力の活用を妨げているとなると、改善を余儀なくされてしまうおそれがあります。
今、一番多い労働形態ではないかと言われているのがバイト。
労働者側は好きなときにやりたいことをやって必要なお金を稼ぐ便があり、使用者側も比較的安価で、かつ労働法上も問題が起こりにくい、要は「使い勝手の良い」労働力をやりくりして業務をこなすことができ、お互いに有益な雇用形態である面があります。
しかし、近時の少子化の影響もあってか、被用者側がバイト先を選ぶ傾向が強まっています。
そこで、社会的関心の強い業務へのバイト希望が殺到し、その反面で、レジ打ちなどの単調な作業は人手不足のため中国人や高齢者を雇わざるをえない現状があります。
これも、食料や物資のようにバイト先が余るほど十分にある恵まれた環境だからこそ可能になることですが、今後不景気に伴い、バイト先が減少傾向に転じたら、若い日本人労働力は外国人や高齢者に勝てるのか不安があります。
自由を求める人がやるのは自営業です。
会社勤めが嫌で自営業をする人は多く、開業後は好きなように仕事をする人、またできると思っている人は多いことでしょう。
しかし、現実には、営業を維持するために様々な手続に忙殺されたり、顧客探しに奔走したりと、会社勤めよりもはるかに大変なことの方が多いです。
結局、三者ともにいえるのは「もっと働くべき」ということ。
勤勉だといわれる日本人がもっと働かなければならないというのは、表面的には豊かな社会の裏側は、実は進退窮まったギリギリの状況であったりするのかもしれません。

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