« シーズンを通してみれば | トップページ | 法曹は凡人たれ »

2007年10月 1日 (月曜日)

事件の偏在

弁護士や医師の偏在が問題となっています。
大都市に集中し、地方に十分な人数の弁護士や医師がいきわたらないという問題を解消しようと様々なとりくみがなされています。
弁護士の偏在は都府レベルでも顕著で、東京では23区に医師や弁護士が集中し、人口が決して少なくない西部では人数が足りないという問題が生じています。
大阪の南北格差もまた然り。
ところで、弁護士の偏在のみならず、事件の偏在もあるのかと思う事がありました。
今日は、岸和田で法律相談があったのですが、弁護士3人待機に対し、相談件数は全体で3件のみ。
3時間のうち、30分だけ相談に応じ、残り2時間半はぼけーっと時が過ぎるのを待つのは大変無駄に感じました。
弁護士会本庁での法律相談では、突然のキャンセルを除き、法律相談に空きがでることはまずありませんが、岸和田まで行くと、事件自体が少ないのか、岸和田にいても本庁に相談に行くのか、相談件数に相当のムラがあることがわかりました。
相談したいときにすぐ相談できるように整備して初めて市民相談は利用しやすい制度になると考えると、無駄を承知で、ブースだけ常時開いておくのが望ましいかたちですが(ヤミ金被害などにすぐに対応するためにもそうあるべきなのでしょう)、弁護士の単価は高く、これを実現するには、弁護士大増員の流れの中で、一人当たりの弁護士の負担を増やすか、相談料の増額によって対応せざるをえなくなります。
そう考えると、今後の法律相談のあり方は、市役所や弁護士会の相談に行くというよりも、会社単位、さらには町内会単位で法律事務所を顧問契約し、必要に応じて、当日夜にも相談を受けられる体制にしたほうがいいような気もします。
狭い大阪ですが、事件も人材も偏在していることに色々と対応する必要がありそうです。

|

« シーズンを通してみれば | トップページ | 法曹は凡人たれ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 事件の偏在:

« シーズンを通してみれば | トップページ | 法曹は凡人たれ »