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2007年9月20日 (木曜日)

眠る傍聴人

今日は公判前整理手続を経た刑事事件の公判がありました。
以前、この事件の公判前整理手続があった際、公判前整理手続の課題を様々挙げましたが、いざ公判に臨んで思ったこと。

傍聴人みんな寝てる・・・

裁判員制度を想定して調書の全部朗読を慣行しても、傍聴人にとっては難解な内容で、なななか頭に入らず、また、冒頭手続における起訴状朗読とこれに対する被告人側の意見で、だいたい事件の争点はわかるので、無理に話についていく必要もない、ということなのかもしれません。
傍聴人がこうであるのですから、あまりやる気のない裁判員も同じように調書朗読や長時間の尋問の際舟をこぐ可能性は十分にあり、かえって裁判に対する信頼を害する可能性にもなり得るのかな、と考えてしまいます。
こうなることはある程度予想されたので、事前に仮監で面会した際に、「退屈でも寝ちゃだめですよ」と念押ししておきました。
もちろん、公判前整理手続や裁判員制度、調書の全部朗読がいけないというつもりは全くありませんが、いささか無駄の多い部分もあり、事前準備などでもう少し無駄を省いていったほうがよい感じはあります。
裁判手続に無駄うんぬんをいう事自体が間違っているという考えもあるでしょうし、逆に、限られた時間をできる限り多くの人が有効活用できる制度が望ましいという考えもあるでしょう。
これから実例が積み重ねられていく中で、少しでも「疑問」部分が解消していけば、と思います。

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