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2007年9月 2日 (日曜日)

省エネへの具体的行動

一雨降って、少しましになったものの、まだまだ暑い日が続きます。

こう暑いと、クーラーをガンガンに効かせて、昼間からビールやアイスを・・といきたいところですが、後者はともかく、前者はこの時代あまりよくないものと認識されています。

炎天下、遠方のオフィスに仕事で出向いた際も、「やっと着いた」と思ったらクールビズ推奨で冷房があまりきいていなかったり、夜残業をしていたり日曜日に出勤した際、クーラーが自動的に切れ、濡れたシャツを気持ち悪く思いながら仕事をしたり、と、もう少しクーラーきかせてくれよ、といいたくなる場面はしばしばあります。

このように感じるのは、自分の周辺の事情(クーラーをかけても電気代はあまり高くなく、得られる効用との関係が良好)を微視的に見ての結果だと思います。

場面を代えて、朝刊を読んだり、ニュースを見ていたりすると、独首相が京都議定書の世界的規模での採択をうったえる事件が最近良く目につきます。

地球温暖化問題は、今地球上に生きている人が、その生存中に大きな問題をもたらすということはおそらくないでしょう(水没の危機が永らく叫ばれるモルジブも、まだまだ我々の生存中は旅行に行けるでしょう)。

自分の利益だけを考えたら、CO2削減は、自分が苦しむだけで得られる効用はほとんどない、やってられるか、という考えになるのは当然のことだと思います。

しかし、各個人が自分の損得だけに従って好き勝手やっては、社会として成り立たず、これを調整するために、法は人に最低限度の束縛を与えます。

現存する人の間の利益の調整はまだ具体的に検討しやすい方ですので、どうすれば良いか、どう解決すれば良いかを、多くの人が考えやすいですが、今の人々と将来の人々との利益の調整は架空の話で、考えにくいのが実情です。

架空の利益相手に自分の権利が侵害されるのには納得がいかないほとがでてくるのも仕方のないことでしょう。

環境問題に限らず、国債の問題等、将来の負担のもとに今利益をどこまで得ていいのか、という問題は様々なかたちで議論され、決定的な方針はまだ見いだせていません。

しかし、要は、将来の人と自分とを対等に考え、愛と譲り合いの精神をもって権利を調整できるかが問題で、人間生活の中でうまく周りとやっていける豊かでモラルの高い人間性を持つ人は自然と行動できることです。

CO2削減問題は、「国に命令されるからやる」というのではなく、人間としての豊かなモラルの現れとして、自然に行えることが理想だと思います。

自分一人の生活においてはもちろんのこと、団体や国レベルでも自発的にCO2削減を推進できるモラルの高い、人間らしい行動を心がけたいですし、そのような団体が増えていくことを望んでやみません。

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