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2007年8月 6日 (月曜日)

道交法改正

近年の道路交通法の改正は著しいものがあります。
我々弁護士よりも職業運転手や自動車学校の教官の方が最新の法令に詳しいというのはあまり好ましい状態ではなく、我々も頑張らねばと思います。
道路交通法はどんどん厳しくなっていますが、関心すべきはその効果が各地で一応あがっていることです。
飲酒運転や違法駐車はまだまだたくさん発生しているイメージがありますが、全体的な数字で見れば改正後顕著な減少が確認できるようです。
路上駐車も飲酒運転も、ちょっとした心がけで改善できることを、自分の我が儘や費用対効果の計算のもとにしなかったのがこれまでで、これを多くの人が心がけられるような法改正ができた効果が今現れているのだと思います。
道路交通法違反というと我々弁護士でも軽微な犯罪だな、という感じはありますが、だからこそ多くの人が守ってこなかった法律でもあります。
赤信号みんなで渡ればこわくない、的に、だれもが犯している犯罪だからこそ特定の人だけに厳罰を課しにくかったのが、発生する結果の重大性をふまえ、それでいいのか、という疑問が大きくなってきた結果でもあるでしょう。
まだまだこれでも判決で世間が納得する量刑は出ないかもしれませんが、様々なかたちで現れる世論や、感情は、時によっては確実に法改正によって社会を動かせる国なのだと感じます。
まだまだ世論と著しく乖離した刑事裁判実務が多数残存するのは事実ですが、これからのやり方次第でまだまだそのギャップは確実に埋められそうです。
裁判員制度や各種被害者の会がどれだけ真剣に運動に取り組めるか、私の立場からも注目し、応援していきたいと思います。

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