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2007年8月11日 (土曜日)

春将軍

今日の愛工大明電の試合を見てふと思ったこと。

明電は春は決勝までよく勝ち抜くのに、夏は堂上兄弟がいたころも、あまり有名でない高校に負けていて、夏と春の結果の違いが大きいなと。

高校バスケ界でも、福岡大大濠高校は春先は強豪校を大差でばったばったたおしていながら、肝心の夏にタイトルをとれないという現象があります。

低迷期の阪神も、オープン戦では首位独走し、シーズン序盤は頑張るものの、終盤には定位置に、という状態でした。

逆に、夏に調子をあげてくるのが高校野球の京都代表や能代工業、中日(今年は例外)あたりでしょうか。

このように、春だけ結果が出せる、夏にはなんとか結果が出せる状態に持っていけるというのは、単純に調子のムラだけでは証明できません。

それぞれの事情はあるでしょうが、春先はまだ体も戦術もできあがっておらず、才能や自力が物を言う段階、夏は、春のデータをもとにアジャストし、弱点を克服してどこまでチームを完成させられるかがポイントとなるでしょう。

本当に強いチームは夏に勝てるチーム(バスケに関して言えば冬ですが)というのは良く言われるとおりですが、さらに上の段階に行って通用しうる選手が多いのは春なのかもしれません。

春の段階では基礎体力の差がものをいうが、夏には様々な意味での完成度でこれを克服しうる、といいかえてもいいかもしれません。

弁護士の仕事も「基礎学力+応用力」という点ではスポーツチームの実力論と類似すう点があります。

実務の圧倒的な知識があれば、特に大きな負担なく事件処理することも可能で、大御所と呼ばれる人たちの中には、過去の遺産だけで食べていける人もたくさんいます。

私のような若手弁護士は日々の仕事や各種勉強会で基礎学力を向上させつつ、それを補う様々な事件処理の工夫をしながら、はるかに実務の先輩にあたる相手代理人と戦っていきます。

安定した結果を求められ、かつ、単なる事件処理に留まらず、よりよいリーガルサービスを提供するためには、基礎学力も応用力もバランス良く必要になります。

知識だけですべて解決しようとせず、また、機転だけで解決しようともせず、バランス良く力を身につけ、春も夏も(もちろん秋も冬も)結果を出して評価される弁護士になりたいと思います。

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