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2007年7月30日 (月曜日)

完成度の限界に挑む

スーパー高校生中田翔は大阪大会で姿を消しました。
予選前に練習試合をつめこんで、なんとか高校本塁打記録を更新した後は、期待された本塁打を放つことなく、全国に姿を現すこともなく高校での野球生活を終えることになりました。
打率、そして、投手としてのパフォーマンスは決して悪いものではなく、今年の高校生ドラフトの一番人気であることは動かないでしょうが、甲子園での活躍を期待していたファンはがっかりしたことでしょう。
スポーツはいかに確実なプレーを重ねていくか、が非常に大事です。
サッカーだったらスペースのあるところでは派手なドリブルよりも確実にパスをまわし、ターンオーバーを避けながらアタッキングエリアに侵入する。
バレーボールだったら、フリーのアタックを確実に決めること、そこに至る経緯の中でミスをしないことが大事です。
バスケも、3Pやアクロバティックなプレーの前に、いかにゴールに近いところでシュートを確実に決めていくことが重要です。
バレーやバスケなら、スーパーエースや長身留学生のいるチームは、非常にプレーの正確性、高確率性があるので、中々負けませんが、野球では高校生レベルでは打撃も投球も、多くの場合守備も確実なレベルに達することは困難で、急に不調になって負けることが十分にありえます。
大阪桐蔭はオールジャパンと呼んでもいいほどの名手ばかりの集まりですが、こういったかたちで僅差で破れてしまうのが野球であり、同時にそのおもしろさでもあります。
いくら頑張っても、高められるプレーの精度には限界がある中で、毎日鍛練を続けられるのはこの競技が大好きだからにほかならないでしょう。
我々の仕事も基本的には確実なところを丁寧につめていくことが基本になり、この段階でミスをするようではそもそも資格を有して良いかという話になります。
漫然とこなしてもなんとかなってしまうことの多い仕事ですが、高校球児のように、一つのエラーを減らす、1球のコントロールミスをなくす、打率を1分あげる努力を日々忘れてはならないと思います。

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