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2007年6月24日 (日曜日)

当番弁護士制度の知名度

今日は日曜日ですが、当番弁護士の待機日でした。

断続的に雨が降り続く中、いったりきたりで、体力的に大変でした。

当番弁護士制度は、逮捕・勾留された被疑者が、捜査初期に弁護士に無料で相談する機会が与えられる大事な制度で、無実の被疑者が強制的に自白させられないようフォローすることが期待される制度です。

そういった大事な制度であるにもかかわらず、被疑者の間では知名度はあまりなく、勾留質問の際の裁判官や、警察官から制度を教えられても、どう使って良いかわからない人が多いようです。

今日の私の場合、昼に1件目の接見を行った人が、「この制度使えるぞ」と中で話して、他の人も使う気になったようです。

大事な制度ですので、もう少し、被疑者に使いやすい制度であってほしい、と思います。

そうかと思えば、当番弁護の利用目的ナンバーワンは、外部との連絡手段として利用したいことです。

被疑者であっても、外部の親や知人と交流する一定の機会は与えられるべきですが、だからといって、これを弁護士を使って行うということには抵抗のある弁護士もいます。

捜査の初期段階で、最低限度の手続説明をなし、後で「そんなこと聞いとらん」ということのないようにするのが制度の大きな目的でしょうが、現実問題として運用はそこから大きく離れています。

これからの刑事裁判の適正を図っていくためにも、改善していかねばならない点の一つだと改めて感じました。

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