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2007年4月22日 (日曜日)

凡才の生きる道

仕事の合間を見て、いろいろスポーツ観戦をしています。

4月のこの時期はようやく公式戦が本格的に始まったなかりで、まだ完成度はどれほど高くないチームが多いですが、それでも真剣勝負は見ていて楽しいものです。

その中で、一流を目指すチームほどベンチから口が酸っぱくなるほど飛び交っている言葉があります。

「もっと走れ!」

サッカーやバスケなどでは、針の穴を通す正確はパスや、マークがついている状態でも強引にシュートをねじこむシーンに注目が集まりますが、これができるのはごく一部のトップ選手だけで、しかも、トップ選手でも確率はそれほど高くないものです。

そのような一撃必殺プレーよりも、いかにしっかり走って、ノーマークでボールを受けるか、あるいはディフェンスで相手をノーマークにしないか、のほうがこの時期非常に大事であることを、一流チームのコーチはわかっているからこその指導なのでしょう。

黄金世代と呼ばれた2002年サッカーワールドカップの主力選手らは、卓越した個人技を備え、人気を集めましたが、世界レベルで見れば非凡の域を出ず、世界トップレベルには通用しませんでした。

オシムはこれを考慮したうえで、黄金世代に比べて非凡な選手でも、しっかり走れる選手を育てようとしているのだと思います。

ところで、何が凡才かという定義を考えた場合、日本人の大多数は凡才にあたるのでしょう。

「井の中の蛙」という言葉があるかぎり、ある集団の中でトップ選手でも、より高い集団では凡才に過ぎず、真のトップ選手以外は、しっかり基本を重視して走る必要のある凡才なのだと思います。

こうした人たちが、高いレベルの集団で活躍していくためには、その中で最も基本的なことを、面倒臭がらず最後までやりぬくことが大事なのでしょう。

我々の世界では、日々の勉強と細部に至るまでの事件記録の精査をしっかりとやりぬける人が、高いレベルで活躍していけそうです。

私もそうありたいものです。

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