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2007年4月13日 (金曜日)

情報管理の時代

先日、お昼休みに裁判所を訪れたら、全ての部の扉が固く閉ざされていました。

普段、気軽に入れる書記官室が、このように昼になると突如姿を変えて閉鎖的になった様子は、無法者がやってきたときの西部の町のようなイメージがあります。

このような措置をとるのは、裁判所職員の昼休みをしっかり確保することと、情報管理体制の確保との調整に理由があると思います。

裁判所はお客様の存在を前提とした機関ではないため、このような体制で良いかもしれませんが、お客様あっての商売である法律事務所は、昼休み扉を閉め切って閉鎖的になることはなかなか実行しにくいものです。

個人事務所などでは、事務員は事実上お昼休みも、窓口待機という拘束を受けるのが通常です。

風通しのよさ、すなわち、依頼者から見て法律事務所の敷居を低くすることは、この業界が積極的に努めていくべきことですが、大量の個人情報を管理する法律事務所において、風通しの良さは情報漏洩の危険と肉薄したものにもなりかねず、情報管理体制の整備が非常に重要になります。

依頼者にとって、気軽に入れ、話せる事務所でなければならない

しかし、

依頼者と他の人の個人情報は決してあわせてはならない

しかし、

仕事の便宜上、個人情報は弁護士や事務員が容易に手の届くところに置かざるを得ない

この3つを全てクリアするのは容易ではないように思います。

仕事の多さにかまけて、情報管理を怠るとひどいめにあうおそれがあることを理解し、日々の情報取扱に気をつけていかねばならないと感じます。

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