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2007年3月 7日 (水曜日)

相手に分かりやすい組み立ての努力を

今日は弁護士会の会派の勉強会で公会堂に行ってきました。

・・が、相変わらず、いい建物なのによくわからない建物でもあります。

公会堂内のある会議室に行くのに、まずどこから入れば良いかわからず、次に正面から入って上階にあがったはいいものの、今度は目的の部屋にたどりつく道がない。

結局外に出て別の入口から再入場を余儀なくされる羽目になり、利用者に不親切な建物だな、と思いました。

外見は凄く綺麗で、中も由緒感じで、趣きある造りになっており、私が受験時代の大半を過ごした東大の図書館の雰囲気を思い出させる良い建物だけに、中の構造にはがっかりです。

そういえば、東大の図書館も最初に入ったときはどう行けばどこに行けるかよくわからない構造で戸惑いました。

古い建物とはそういうものなのかもしれません。

勉強会の内容も、奇しくも、裁判員制度に向けていかにわかりやすい弁護活動をするか、というもの。

普段、独りよがりな書面の作成に書き慣れ、「頭のいい裁判官に書面をかみ砕いて理解してもらう」弁護活動に慣れている弁護士はこれから努力が必要なようです。

自分だけ理解していてもダメ、結論を導くために突飛な理屈をこねてもダメ、自分の評価を猛アピールするのは逆効果。

地道に事実をわかりやすく説明し、素人の裁判員に考える材料を提供することこそ大事な仕事になってきます。

この点については、パワーポイントの使用や、争点の明示など、各弁護士会で様々な工夫が検討されています。

もちろん、有効な方法ですが、あまりに技巧的な弁護活動はかえって聞く側の注意を散漫にしてしまうおそれがあり、一筋縄にはいきそうにありません。

日頃の依頼者とのやりとりや、ブログの記事作成の中でも少しずつ鍛えていけることだと感じましたので、少しでも聞く側の立場にたって分かりやすい表現ができるよう注意していきたいと思います。

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