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2007年3月29日 (木曜日)

年度末の静けさ

裁判所は大抵月末は混みます。

法律事務所は月内に申し立てるべきは処理してしまおうと一斉に申立準備に入ります。

裁判所側も添付書類の期限が月末で切れるという取扱をするものも多いという点もこれと関係があります。

特に破産申立等は、当月月末申立と翌月中旬以降申立とでは全く異なる準備が必要となり、月末に駆け込みで申し立てる人が多いです。

そのような状況ですから、年度末はさぞ混み合っているだろうと思いきや、思いの外空いており、第1回期日は2か月以上先になるだろうと覚悟した訴訟提起があっさり受理されて1か月で期日が入るなど、やや拍子抜けし、嬉しい誤算となっています。

年度末が忙しいことを予測して故意に回避したのか、年度末は事務所内の残務処理が忙しいのか、それとも年度末といってもそれほど大きな事ではなく私の考え過ぎか、真意は定かではありません。

しかし、そもそも期限に間に合わせようと駆け込みの仕事をしている時点で、やっつけの仕事をしている証左であり、依頼者に対してあまり良くありません。

破産申立のように提出時期によって用意すべきものが変わってくるものもありますし、過払訴訟のように、申立日時点の利息計算書を出すべき事件もあります。

こうした仕事を、やっつけではなく真に依頼者のために手際よく行うために、私は

①合理的で多少のアクシデントがあっても対応可能な申立日を予め自分で設定し、

②そのための必要書類と必要時期を正確に見極め、

③合理的なスケジュールを組んで段取りよくスムーズに、計算通りに進めていく

ように努めています。

これが可能であるためには、上記②が不可欠で、すなわち、自分が過去に取扱い、事件に習熟している必要があります。

というわけで、かっこいいこと言った割には、ごく一部の事件でしかできねーじゃん、と言われそうですが、少なくとも、一度扱った事件はその中で学べるだけ学んで習熟する、既に学んだ事件については、依頼者の最善の利益のためにベストを尽くす、未だ学んでない未知の事件はその中で精一杯考え、調査して、自分の力にかえる、ということを意識してこれからも頑張っていきたいと思います。

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