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2007年2月21日 (水曜日)

銀行振込も一苦労

銀行振込の手続が厳格になり、仕事の量が増えました。

10万円以上の振り込みのためには、窓口で本人確認の書類を提示して行わなければならなくなりました。

依頼者への返金や、相手方への支払いなど、「○○代理人弁護士 杉本智則」という名義で支払いをしたいのですが、弁護士会発行の身分証明書では本人確認の手段として受け入れてくれない場合もあります。

その場合、免許証を提示することになりますが、仕事とプライベートは分離したいので、自分の住所を開示し、振り込み依頼書に記載しないといけないのは少し納得がいきません。

このような措置がとられる背景には、暴力団やその他の非健全(という表現が妥当かどうかわかりませんが)団体への不正な資金環流を防ぐという目的があると言われていますが、弁護士名義で、身分証を提示しても厳しい審査を受けなければ振込一つできないというのはなんだか寂しい感じがします。

このような事情で、個人事件について(負担金を支払いながら)事務所資源は使用させてもらえないあわれな零細個人弁護士は、空いた時間で銀行巡りをしなければならず、昼休みすらない日もあります。

しかし、より大変なのは銀行窓口の職員なのだと思います。

勤務時間自体は変わらないものの、振込処理の件数が増えたことにより、単調作業が増えた反面で、今まで以上のスピード処理を要求されているでしょう。

単純作業だからといって、決して手を抜くことは許されず、万一失敗したときの責任は重大です。

一部の問題団体のせいで、誰も喜ばない運営となってしまいましたが、みんな大変だということを相互に共有して、不平不満を言わない前向きな社会であってほしいと思います。

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