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2007年2月26日 (月曜日)

初心忘れるべからず

携帯を持ってるから腕時計いらない、と考える人は多いと思います。

私も、携帯電話をもってから腕時計に無頓着になりましたが、ここ数日は携帯電話を封印しており、つい、腕時計を忘れて外に出ると、時間がわからず、焦ってしまいます。

この仕事は時間厳守が信頼を得る基本ですので、時間の把握はしっかりとできるようにしておきたいと思います。

今日の話題ですが、ここ半年で5人もの逮捕者を出した大阪弁護士会が、これまで弁護士登録30年目までであった倫理研修を終身にすると発表しました。

逮捕者は50歳~70歳のベテランが多いことを受けて、弁護士としての慢心・油断への対策が大事だということを再確認する措置であるといえます。

この仕事への慣れというのは恐ろしいものです。

一般人にとっては数千円でも、貴重な財産ですが、弁護士の中には「数千円費用が余ったけど、これ精算しないでもらってええな」と平気で言う人は多いようです。

弁護士にとって数千円はたいした金ではないのか、そのような大したことのないお金のための精算事務が面倒くさいのか、とにかく依頼者の気持ちをふまえない、弁護士の傲慢であることは言うまでもありません。

金銭に窮していることは財産犯の犯人性の間接事実とはなりにくい、とはしばしば言われますが、金銭的に余裕があり、金銭に無頓着な人こそ、ありえないような横暴な財産犯を犯してしまうのは、まさに、慢心が原因であると思います。

痴漢等の性的犯罪も決してモテないブ男ばかりが犯すものではないと思います。

日頃女性との関係に恵まれ、女性の人権をなんとも思っていない人ほど、被害者の気持ちをろくに考えず、安易に性的な犯罪にはしってしまうのだと思います。

モテなくても、自分に謙虚な人は様々な代替手段で性欲をおさえることができていると思います。

飲酒運転についても、自らの運転技術や酒の耐性について傲慢な人が犯すものではないかと感じています。

結局、犯罪は法益に恵まれないから犯すだけではなく、法益について傲慢だから軽い気持ちで犯罪を犯すというケースも多いと思います。

しかし、法を遵守させるべき弁護士が率先して犯罪を犯すというのは何とも恥ずかしいこと。

弁護士になったからといって慢心せず、謙虚に、依頼者や一般人の気持ちのわかる弁護士になりたいと思います。

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